高１の息子に彼女ができた…らしい…
第一報は息子の親友のママ友からだった。
慎ちゃんに彼女ができたらしいよ…
（ふ～ん！）
次の報告は同じマンションの人から、お兄ちゃんが
彼女といるところをよく見かけるわよ！（え～！？マジで？）
とどめ…
ある日の休日、こそこそ家を出たり入ったりしている
兄を不審に思い、それを観察していた娘が、
玄関の外に女の子がいたよ！（え～！？家に連れ込んでたの～？）
事の始まりは先月の息子の携帯通話料が30000円だったこと。
この時は腰が抜けるほどぶったまげた。
すぐ彼女ができたんだ！ってわかった。
その時は怒りを押さえつつ、思い付く感情をIメッセージで伝えたが、
何故だか彼女ができたの？とは聞けなかった。
とにかくこの頃から、私はイライラ、モヤモヤしていた。
何なの？この感情は？
こういう時どうすればいいんだっけ？
冷静になってSTEPで学んだことを思い出した。
これは誰の問題？
これは私の問題…
私はどうしたいの？
彼女ができたことを、他の人から聞く前に、息子から紹介してほしかった。
それが悲しくてショックだった。
こそこそしているのにも腹がたった。
それに相手がどんな女の子か？とても心配だった。
そうだ！この気持ちを息子に伝えればいいんだ・・・
結論が出たら即行動！
次の日、息子に私の気持ちを伝えた。
心の中では、彼女ができてよかったね～？と
言ってあげようと思っていたのに、実際は・・・
お互いを高めあうお付き合いをしなさい！
節度を守って高校生らしいお付き合いをしなさい！
私、何言ってるんだろう？
自分だって高校時代、親に心配かけて彼氏と付き合ってたくせに…
なんて古臭い言葉・・・笑っちゃう・・・。
案の定、息子にも『うざっ！昭和っぽい！』と言われた。
『ちょっとは俺のこと信じろよ！』
そうだった。
私は自立した責任感の強い子に育ててきたはずだ。
息子を信じよう！自分の子育てを信じよう！
どっと疲れた私は、翌日から体調を崩してしまった。
つらくて仕事を休んだ、その日だった。
息子が彼女を家に連れてきた。
その日は部活もなく、紹介するのは今日しかないと思ったらしい。
わかるけど～連れてきてくれてありがとう～・・・だけど・・・
何で今日なの～？超具合悪いのに～！
とにかく精一杯の笑顔で、『来てくれてありがとう』と挨拶した。
かわいらしく、素直そうなお嬢さんだった・・・
コソコソして私に紹介してくれなかったことに
イライラ、モヤモヤしていたはずなのに、
紹介してもらってもちっともスッキリしない。
何でだろう？矛盾してる・・・
体調が悪いせい？とにかく落ち着かない。とても疲れる。
もしかしてこれって姑の気持ち？
思春期の母、初心者丸出しの私・・・カッコ悪い・・・
でも私の母もこんな思いをして育ててくれたんだ！と
改めて親の気持ちがわかった。とてもありがたかった・・・
息子の思春期、娘の不登校、そして私のプチ更年期
そうだ！
美穂さんが言っていたように、親も楽しまなきゃ！
大波小波が毎日押し寄せてくるけれど、笑い飛ばして頑張ろう！