子どもが入院したときに決めたこと②

「時間がない」ワーママでも1日5分、

遊び×勉強で笑顔になれる！

親勉 神戸インストラクターさかね みほ です。

子どもが入院したときに決めたこと①  からの

続きです。

１２月の雨に濡れても、

寒さなんて感じませんでした。

ざっざっと鞄に娘の着替えやオムツを入れ、

少しでも気がラクになるようお気に入りのおもちゃや絵本を何冊か。

離乳食の作り置きと、台所にあったバナナ、

食べ物を小さく切る用に果物ナイフ。子ども用食器。

ティッシュ、食器用洗剤。。

そうそう家に戻れないと思ったので、

自転車の荷台はキャンプできるくらいこんもり。

病室の扉を開けると、

若い看護師さんが娘を抱っこして、

歌いながらあやしてくれていました。

ああ、よかった・・！　

あの時の姿は

ありありと思い浮かべることができる。

高熱で真っ赤な顔をして

看護師さんにしがみついている娘。

優しい鼻歌まじりの歌声。

思い出すと今も鼻がつんっとする。

涙がにじむ。

夫も仕事を早く切り上げて、

病院に駆けつけてくれることになった。

病院の晩御飯は時間が早い。

運ばれてきた皿を見て気づく。

今日はクリスマスだった！

娘のプレートに添えられたクリスマスカード。

メッセージがあるわけでもない、シンプルなカード。

世間がクリスマスムードでも病院通いしていたので

すっかり忘れていた。

夫も晩御飯に間に合って、

平日に３人で一緒にご飯食べるのって久しぶりだね。

娘もご飯のときはニコニコ。

クリスマスの歌とかみんなで歌ったりして。

付添人には病院から食事が出ないので、

私たちはコンビニ弁当だったけれど、本当に美味しかった。

人って、ほんの些細なことで幸せになれるんだ。

幸い、適切な診断と治療で

娘の熱は数日してから下がり、年内ぎりぎりで退院できました。

治療がうまくいかなければ

重篤な後遺症が残るかもしれない。

そんな心配もあったけど

今では何の問題もありません。

この入院で思ったんです。

私、この子がどんなになっても

自分の力で生き抜ける子にしよう。

精神的自立と経済的自立。

親勉でこの言葉を聞いたとき、

すっかり納得できたんです。

私には娘にはそれができるって知っている。

だけど具体策がわからなかった。

親勉を知って、これで進められるって

そう思ったんです。

あの入院があったからこそ

親勉インストラクターとしての私があるのかもしれない。

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