こんばんは、美穂子です^^

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先月出版された 『読むミュージアム 肥後古流』

私も掲載させて頂いたのですが

全体のバランスや本の趣旨から外れる所は

カットされたり変更されたりしていますので

 

こちらのblogでは原文をノーカットで

私の思いをそのまま載せていきたいと思います ^^

長いので数日かけて掲載していきます☆

 

 

 

これまでの記事はこちら

◆ 間ーHAZAMAー

◆ 今を活きるということ

◆ yogaを通してお茶の心を表現していくこと

◆ yogaとお茶リラックスという共通点

◆ お茶の先生になる前の今の私にできること

◆ 伝統に生きるということ

 

 

 

 

 

 

 

◆ 小堀家というもの

 

子供の頃から夢はずっと 父のような人と結婚して母のような親になりたい

というものでした。

自分の家族を作り守っていきたかったのです。

 

でも、社会人になってから誰かとお付き合いして結婚の話が出ても、

相手方のご両親の考えや家との都合が合わずに破局することが続きました。

 

“私は自分の家族を作れないんじゃないか。”

そう思った時に、

“ああ、お茶の家としての小堀家そのものが大家族なんだな。”と

ふと気が付きました。

 

小堀家のお弟子さんは、数は多くないけれど縁は深く

親や祖父母の代から小堀家で稽古を積んでいる方が多くいます。

 

娘時代から稽古を始め

就職、結婚、出産、育児、介護と環境が変わりながらも小堀家に足を運び

年長者のアドバイスを頂いたり、お茶を一服飲んでリフレッシュしていたりする様を見て

 

様々な年代の方が集まり つかずはなれず

誰かの人生に寄り添いあっているコミュニティは 一種の家族のようだな。

と思ったのです。

 

利休の点前を変えずに残す、

その意志の下結びついた人々と過ごすことや過ごせる場所を守ることも

家族を守ることなんだと感じています。

 

 

 

 

今でこそ、お茶は私にとっての最大のギフト

と考えることができるけれど

比叡山に行く前は お茶は私にとって自由を奪うものでした。

 

いつも逃げたいと思っていたし、辞めたいと思っていました。

 

そんな中辞めずに続けられたのは、両親はもちろん

お茶の先生やお弟子さん達の存在があったから。

 

直接言葉を掛けなくても

心を寄せ見守って下さっていた方が沢山いたことは私の支えとなっていました。

 

今、お点前が出来る事、お茶の美しさを見だせることは

どんな時もきっちりとお茶を教えてくれる祖母をはじめとした先生たちのおかげ様。

辞めずに続けてこられたのは、お弟子さん達のおかげ様。

 

そして、先生やお弟子さんたちの熱心な姿に心を打たれ頑張らなきゃ。

と背中を押して頂くこともあります。

 

沢山の思いが結集された茶道の宗家としての小堀家は

私にとって大きく重たいものでもあるけれど

それと同じだけギフトを与え私を生かしてくれるものでもあるなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【 6月 茶×yoga@白川公園茶室​ 】
茶室での茶×yoga
6月23日(土)13:30~15:30すぎ
yoga90分+茶道肥後古流お点前(抹茶、和菓子付)
白川公園茶室
【 7月 茶yoga@studio GAS 2 】
7月15日(日) 10:00〜12:00
yoga90分+抹茶、和菓子
studio GAS 2 合志市須屋1939
詳細はこちら
 
【 予約先 】
wakokoroyoga@gmail.com