主人とデート中にたまたま立ち寄ったペットショップでした。
https://ameblo.jp/mika-hirayama/archive72-201002.html
生後1ヶ月半の小さくて愛くるしいチワパグくん
詐欺師や~、お口の周りが黒くてドロボ~みたい~W
なんて、からかったりもしましたが
実家にいたワンコ達とは違って、初めて自分で全て育てた子だから
お誕生日はもちろん、こどもの日やハロウィン、クリスマス、お正月などは
スペシャルディナーやケーキなどを楽しみにしていたね。
七変化する表情がたまらなくて、喜ぶ顔を見る為に色々な事を考えてたよ。
甘えたの引っ付きムシで、いっつも一緒。
やたらと野菜が大好きで、今でもキュウリやカボチャや小松菜を切っていると
”最近お口の周りに白髪が生えてきて今年の12月で8歳になるけど、まだまだ倍は生きてよネ”
10時前にふとベンジーがいない事に気づいたんです。
母は約束があり既に出かけていたので電話をし”ベンジー知らない?お家にいないの”と言うと
”まさか配達が来た時、荷物を受け取ったりサインしている時に気づかずに出ちゃって締め出しちゃったのかしら?オリヴィアが足元にいたのは気付いてたけど、、、一応、迷子届けを警察に連絡しておいた方がいいかも!”
と言われ、家の周りを探し回りながら警察に連絡しました。
”チワワとパグのミックスで、顔の輪郭はチワワ、色はパグで、まめ柴くらいの大きさで、水色の首輪をしている雄の犬が行方不明なので、届けがあったら連絡ください!!”
特徴を言うと、警察の方は直ぐにピンときたっぽく
”事故って、、、生きてますよね?”
”いいえ。。。水色の首輪をした茶色いワンちゃんです。確認に来られますか?”
”いや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~”
その場で泣き崩れ落ちました。
”危ないからおいで!って声かけたんだけどね、警戒心が強いのか近寄ってこなくて。。。
そうしてるうちに右折してきた車が、気づかずに撥ねちゃってね。可哀そうだったよ。他の車にひかれない様に直ぐに警察に届けたよ。”
”・・・・・・・・・車が気づかずに撥ねちゃったって。。。。。。。。。。。。。。。即死でしたか?”
”うん”
”もがいたり、苦しんだりしてませんでしたか?????”
”うん。。。”
”有難うございました。。。”
御礼を言い、届けて頂いた警察署へタクシーを飛ばしました。
”ベンジー”
声をかけながら体を触ると、まだ暖かくて、いつもの柔らかいベンジーの毛の感触を感じました。
でもね、何回声をかけても反応なくて、、、ただただ現実を受け入れるのが難し過ぎて、、、
実家に連れて帰り、母に報告しました。
”ママのせいね。ごめんなさい”
母は泣きながら謝ってきました。
私が息子の為に頼んだ荷物を、私が二度寝してしまっていたから母が受け取ってくれて
オリヴィアが足元にいた事に気を取られて、ベンジーが出て行ったことに気づかなくて
マンションなら阻止できたけど、一軒家だから簡単に出て行けたわけで。。。
”ママのせいじゃないよ。。。泣かないで。”
そう言って電話をきり
段ボールごとベンジーを抱えて泣きました。
ヒマワリのお花を買い、ベンジーを連れてメモリアルパークへ。
15時
ベンジーが事故にあってから約6時間。
身体はどんどん硬直してきていたけど、それでも未だお腹のあたりは暖かかった。
棺の中のベンジーの周りにヒマワリと、主人の臭いが付いた前日着ていたTシャツを身体にかけ、いつものフードと大好きなオヤツを入れました。
”火葬には約1時間くらいです。”
そんな直ぐに処理する必要があった?
キレイな状態なんだから、最後に一晩位一緒に寝ても良かったんじゃない?って。。。
本当はもっと一緒に過ごしたかったけど
多分、辛すぎて、心の整理をつける為に、あえて淡々と事を進めたのだと思う。。。
一時間後、火葬が終わり、ベンジーが骨だけの状態になって運ばれてきました。
一つ一つベンジーの骨の箇所の説明をしてもらい、お骨入れに入れていきました。
ベン君は、虹の橋を渡ったのです。
ベンジーが亡くなった次の次の日、何故か異常に胸が苦しくなり一日中泣きまくりました。
たまらなくにり、お世話になっているスピリチャルの先生に連絡して、今回の件を話しました。
”ベンジーは、お家のソファーにいますよ。多分1ヶ月くらいは、あの世とお家を行ったり来たりすると思います。”
そして実家から東京に戻り、直ぐにも先生に家に来てもらい、もっと詳しく状況を教えてもらいました。
”やはり今もソファーにいますね。”
ベンジーは私達が事故にあう身代わりになったんだって。
ベンジーはその為に生まれて私達の元へやってきたんだって。
2週間前から気付いてて、そのタイミングを見計らってたんだって。
これはベンジーの宿命で寿命を変える事は出来なかったんだって。。。
ベンジーは私にとって息子であり彼氏であり、本当に大事な大事な宝物くんでした。
沢山の大切な事を教えてくれました。
小さな体でビビリのくせに、いつも勇敢に、最後まで私達の事を守ってくれました。
今でもまだ信じられないし、毎日目覚めた瞬間から寝るギリギリまで
今までと同じ、ずっとベン君の事を考えてます。
だけど心にポッカリ穴があいちゃってて。。。
しかし私は母であり、小さいながらも会社の代表取締役でもあります。
落ち込む暇もなく、忙しい日々をこなさなくてはいけません。
あまりにも急な別れに今でも心が張り裂けそうになりますが、くよくよ姿を息子に見せてられない!と
頑張って前を向いて歩いてます。
誘拐されて見つけ出すことが出来ず、怖い思いをしているわけでもなく
事故で痛い痛い思いをしながら亡くなったわけでもなく
一瞬の事故で天国に行き、そして私たちの手元に戻ってこれたことに対しても
神様に感謝しないといけないと思っています。
今回の件を知り、沢山のお友達が連絡をくれ、沢山のお友達がベンジーを思って泣いてくれました。
あなたは私のお友達からも可愛がられ愛されてた自慢の息子だったよ。
出来るだけ泣かない様に、前を向いて歩くから。。。
大好きな大好きなベンジャミンくん。
又直ぐに、なるべく早く、私達の元へ戻ってきてね。
あなたの喜んだ顔が大好きだから、又愛おしい顔を見せに来て下さい。
沢山の素敵な思い出を本当に有難う。
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MIKA