こんにちは
 
テーブルコーディネーターの狭山美佳です

日本各地では桜🌸🌸🌸が咲き始めて

本格的な春がやって来ました

さて

春には欠かせない草餅とよもぎ餅についてお伝えします
【春全般をまとめてお伝えします】

皆さんはよもぎ餅と草餅のことはご存知ですか?

よもぎ餅は草餅の1種であり平安時代中期に
活躍していた和泉式部が描いた

「和泉式部集」にて
『手筥にくさもちひ入れて奉る』
と前書きがされており

『花のさと心も知らず春の野に
いるいるつめるははこもちひ(母子餅)ぞ』
という歌が記されています。

母子餅とは春の七草の1つです
草餅は時代の流れと共に
母と子を餅と一緒に搗くのは
縁起が悪いと言われるようになり

日本各地に自生していた
よもぎを
加えて餅を搗くようになります。
 
実はよもぎの香りにも
邪気を祓う力があると言われていたため

御形の代わりにピッタリ
だったのではないでしょうか。

よもぎ餅の歴史を調べてみると
3月3日の上巳の節句
(桃の節句・ひなまつり)

5月5日の端午の節句

お花見など

春の行事の際に食べられていることが分かります。

先程もご紹介しましたが
3月3日によもぎ餅を食べるのは
身の穢れを取り払い清めるためですが

端午の節句では
菖蒲やよもぎを軒先へ吊るしたり浴槽へ入れて
無病息災を祈願したりしていたため
現在もその名残が残っており

よもぎ餅を食べて子どもたちの健やかな成長を
祈願するそうです。

ちなみに草餅という名は9世紀頃に
記されたとされています

「日本文徳天皇実録」
嘉祥3年5月条にて「餻」
と記されており
「クサイモチ」と言われております

よもぎ以外を入れて作った場合は
通常の草餅となり
よもぎを使用した場合のみ
草餅からよもぎ餅へと名称が変わるので
覚えておくと良いと思います

あとよもぎは
3月から5月にかけて旬を迎える
和ハーブ「よもぎ」
日本各地で自生している野草の1つです。

今日はよもぎ餅を日本茶でいただきます🍵🍡

日本茶は生煎茶を使用しています

静岡で作られた
利休の自信作という名前の
生茶です

お花見にもぴったり
春を愉しむ煎茶🍵とよもぎ餅でした




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