この頃、私はまだ少し悪阻が残ってました。
なので、料理も手抜きに、マックやコンビニのおにぎりに頼る事もしばしば。
もちろん、今までこだわって作ってきたので娘も気に入らない様子でした。
大好きな納豆ご飯も、週に2、3回出るとお皿を投げる。納豆をひっくり返して泣き叫んでおりました。
仕方なく怒りながら片付ける私。
もう、イライラが前面に出ていたと思います。そして、腕や肩を噛まれる。
はい。本気で。
かなり痛い。
これは、ほんとうに怒らないと!と思い。真剣にトーンを下げて注意します。
「痛い、痛い、ダメでしょ」
しかーし娘はゲラゲラ笑って、まさに反抗的な顔で「アンパン(マン)」と繰り返すのです。
その様子に、私はより一層に怒りを募らせて、どんどんヒートアップし、ヒステリックに注意してしまうのです。
娘は泣く事なく、より噛み付いたり叩いたりしてきて、お互いどうしようない空気に包まれます。
そして、私は放心状態。
また、自分でやりたい事が多くなってきて、お出かけするのも自分で靴を履きたい!
でも、まだ履けない!
私が靴を履かせます。
はい。玄関で泣き叫びます。
挙句、自分の頭を床に叩きつけ抗議します。もう、買い物なんて行けたものではありません。
娘にとって靴を履かせた母親は、自分のやる気や成長を妨げる毒母なんです。
今まで、ふつうにしていた事が気に入らなくなるのです。
それは、バナナの皮の剥き方1つとっても、突然に始まります。
毎日2.3回こんな事があるので、私も疲れ果ててきました。
ほんとうは言いたくなかったのですが、実家の母に電話でそれとなく相談してみました。
案の定。答えは…
「躾がなってない。そうゆう時は、手やお尻を叩いて教え込むのよ。」
「うちの子は食べ物とかを粗相にする子はいなかった」
はい。相談した私が無駄でした。
実母は食べ物を綺麗に食べるタイプでもなく、兄は好き嫌いが多いです。私は箸の持ち方も変。
決して、人様に自慢出来るようなマナーの出来てる家族ではないです。
そして、手を叩く、尻を叩く、
こんなやり方をされていた事を、思い出しました。
そして、それを他者に当たり前のようにしてしまうの自分もです。
今、娘の目に写っているのは、私がどうしようもないくらい嫌悪感を感じていた実母の姿と同じじゃないのか…
これで、より一層。私は負のループに陥っていくのです。
長いのでまた続きます。