4児の母・英語の先生・料理の先生・夢を叶える塾講師
4足のわらじを履きこなす♡渡邊 美貴です。
私が、英語教室を始めたのは2015年、長女2歳の頃。
その長女も今は小学一年生になり、
今は、英語教室の主軸が、小学生のレッスンになっています。
この4月からは、小学校でも英語が教科化され、
評価がつくようになりますね。
親御さんが、英語が苦手な方は、どうしよう!
先生、英語どうしたら良いですか?とご相談が増えています。
でもね、小学生は、学習事項に追いつくというより、
とにかく積極的に参加できることが大事ではないかな?と思うので、
「何にでも積極的に挑戦できるこ」を育てていくと、
英語だけでなく、他の教科の学習も、
例えば中学受験や、高校受験にもプラスになっていくんではないかな?と思います。
今日は、勉強できる子、って?
子供の学習について、英語教室でみる子供達の様子と、
私が考える、子供達の教育について書いてみたいと思います。
私が、現在小学生クラスで教えているのは、
1年生〜5年生の9名です。
9名一人一人を見ても、学習する中でヒットするポイントや、
覚え方はみんなそれぞれ違います。
なんでも瞬発力的に覚える子もいますが、
その子が必ずしも、誰よりすごいか?というと違う。
覚えるの時間がかかる子もいます。
でも、その子がずっとできないか?というと、
他の子にその子が教えていることもあります。
英語の学習でいうと特にわかりやすいですが、
耳から入る音を覚えるのが得意な、耳タイプ
文字を見て、なんとなくを捉える、文字(目)タイプ
全体のイメージを捉える、イメージ(目・想像)タイプ
動きを入れることで覚える、カラダタイプ(ネーミングが^^;)
など、学習の中で、それぞれどんなふうに自分に落とし込むか、
違うんですよね。
そのため、レッスンでは、
耳も、目も、イメージも、動きも使って覚えるタイプのレッスンにし、
それぞれ自分の得意な感覚を使って
覚えられるように仕組みづくりをしています。
それは、先生が見分けることもできるし、
「自分はこんな風にすると覚えやすい」
ということを知るのも、子供達が学習していくのに強みになりますね
我が家は、地味〜にポケモンGOが流行っています^^
たまに時間があると、出先で、ポケモンをゲットしたり、
スポットの丸いの回したり(名前知らない^^)
ポケモンってさ、〜タイプってあるでしょう?
お子さんも、タイプってありますよね。きっと。
先に書いた、耳タイプ、目タイプ、動きタイプ、とかね。
ちょっとタイプ別に、学習のヒント?を書いてみましょうか。
耳タイプの子たちが、
漢字をノートにびっしり書いたとしても、
全然頭に入らないってことあるかなぁと思います。
そんな時にできることは、「声に出すこと」
耳が強いんだから、耳に届く情報をプラスしてあげるんだよね。
例えば、
「小さい」という漢字を書きながら「ちいさい」と読み上げるの。
一個一個、書くたびに。
そうすると、小さい、という漢字に耳からの情報が入る、
「ちいさい」を漢字にしなさい、というテストが出た時に、
その文字を見たら引き出しから引き出す鍵が、「音」になっていくはず。
目タイプのお子さんなら、
この何度もかく、っていう作業、
とっても楽しい作業かもしれないですね。
何度もみて、何度も目にすることで、覚える。
私自身は、耳タイプだと思うのだけど、この目タイプでもあるのか、
よくテスト前になると、「教科書の左上の方に書いてあったな〜」とか思い出す^^
こういうのも目タイプかな?
イメージタイプも、教科書の〜というのもありかもしれないですね。
あとは、英語レッスンでいうと、新しい単語をフォニックス
(文字の音を覚えているので、単語を見て発音できるようになる)
で習うと、そこに一個ずつ絵を描いていくこがいます。
これ、イメージタイプの子は、自分の中で作り上げることで、
覚えやすくなるみたいですね。
それから、最後動きタイプ
先ほど書いた、フォニックスでいうと、
アルファベットの文字ごとに、ジェスチャーがあります。
「t」はテニスのラリーを見るように、頭を左右に動かし、
バウンドする時に、t,t,t,と発音するのね。
動きタイプの子は、私が発音した単語を文字に書いてみて!というと、
一つ一つ動きをやってみたりしています。
英会話の例文も、学習発表会かしら?と思うくらい、
文章にあった動きをつけてみたりね♪
ここまで、タイプと書きましたが、
タイプじゃないかもしれないものも、全部やってみるの。
そうすると、一つの覚える事柄に対して、
思い出す「鍵」となるものが、いくつもできるでしょう。
そうすると、これがダメならこっちで、というように
引き出しを開けてみる方法がいくつか持てることになりますね♪
さて、ここまで、タイプタイプと書いてきました。
そして、耳、目、イメージ、カラダ、と使うこと、
つまり、「五感」を使ってあげることが、
学習をサポートするかなぁと思います。
もう一つ、大事だなぁと思うこと、それが、
「小さな成功・失敗体験」
それは、毎回100点をとる!とか出なくて良い。
漢字を100こかける!でなくて良い。
文字をなぞるのが、できたら、それでも「すごい」
「できたね!」という成功体験にする。
大人から見ると、「できて当たり前」になってしまうことも、
学習を始めたばかりの1年生などは、特に、
頑張った結果!の集大成だったりするのですよね。
どうしても、「もっとバランスよく描けないの?」
とか私も言ってしまい、ハッとします!(ここだけの話ね)
が、「大きく、元気にかけているね」
「毎日、ちゃんとやって偉いね!」
そんな声かけも大事かなぁと思っています。
以前、自己肯定感のお話も書きましたが、
「褒めすぎたら、図に乗りそう」とか思うのは親だけ^^
図に乗って何が悪いの?w
自己肯定感を高めてあげることで、
「またやってみよう!」という自信がつきますよね。
自信がある、特に、根拠のない自信でも良い!
自信を持つことで、「挑戦する気持ち」が生まれます。
何事も、挑戦しないと、「できるか、できないか」もわからない。
挑戦しないと、「できた」という成功体験も積めません。
では、失敗したらどうする?
失敗したら、「悔しい」という気持ちを感じることも大切。
負けたり、できなかったら、何をどうしたら良いか?考えて
次はどうしたら良いか、一緒に考えるか、考えを聞いてあげる。
ヒントは出すけど、押し付けないでね…。
ついつい、大人って、自分が成功してきた方法を
教えようとしてしまうけど、
それが本当にその子にもあうかわからない。
しかも、教えてもらって、成功するはずのものが合わなくて、
間違ったじゃん、ってなったら、
この気持ちはぶつけようがないし、人の責任にする。
子供達も、自分の考えに責任を持つことって、大事だって私は思います。
自分で考えるから、失敗しても、次の方法を考えるようになる。
大事なのは、
お母さんが石橋を叩いて、大丈夫よ!というのではなく、
自分で叩いて渡るのか
叩かないで渡るのか
考えさせること
もし割れて落っこちそうになったら、
すぐに手を挿し伸ばせるように、
見守る、ことかなぁと思います。
そうそう、昨日我が家で英語のカードゲームをした時に、
まさにこの、成功体験と失敗体験というものが出てきました。
挑戦しなければ、見えない世界を体験することもね。
またこれも、書いていきますね。