ココロモリ
$disabled person life  of millow -廃人の日常-
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 ココロモリは、BW2において夢特性である“単純”を手に入れた。さらに、教え技の解禁によって、出来ることに幅が出てきた。シングルにおいては、瞑想を使うことでCDを二段階上昇させて攻撃する・・・といった型も(一応)考察されているようだが、ここではトリプルにおけるココロモリの可能性についてまとめようと思う。

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 まず、ココロモリが覚える技で有用なものをまとめてみた。赤が教え技で新規習得した技である。あくまで個人的にリストアップしたので、もちろんなんでこれ入れてないの?というものもあるだろう(特にメロメロなど)が、気にしないでいただきたい。

 さて、まず攻撃技であるが、ココロモリは上に書いてあるとおりCが77しかない。一致でもかなり努力値を割かない限りは火力を見込めないだろう。一応攻撃技もいくつかリストアップしてあるが、補正なしでCに極振りしたところで、火力UP系のアイテムが無ければ、サイコショックで無振りのカポエラーすら確1にならない。ぶっちゃけお話しにならない。ただ格闘に薄いパーティであるならば、採用の余地があるのかもしれない。自分なら採用しない。しかし、いかりのまえばやがむしゃらは、火力のないこいつでも打点になりうるので、もしかしたら使うシーンがやってくるかもしれない。
 補助技であるが、これは教え技でいくつか追加される前から非常に優秀である。両壁に神秘、雨乞い、トリックルームに積み技もちゃんとある。高いSを持っているこいつなら、活かす機会はいくらでもあるだろう。追い風やお先にどうぞの習得は美味しいところである。

 次にコイツの耐久についてだが、ぶっちゃけペラ過ぎる。耐性も、抵抗無効が4つ(格闘1/4は良い)に対して、弱点が5つ。飛行の弱点である岩氷がタイプ補完でどうにもなっていないうえに、H67BD55であるのだから、一致雪崩や吹雪なんてまず耐えられるはずがない。雨濁流や晴れ熱風という高火力の等倍技もしかりである。色々計算してみたが、B252振れば、いじっぱバンギの岩雪崩(ダブルダメ)が最大乱数以外耐えである。涙が出てくる。
こいつのSという長所を活かすには、どうしても耐久に努力値を十分に割けない。(というか割いても耐えないものが多い)もし採用するなら、威嚇であるポケモンなどと併用したり、自分で壁やリフレクを張るパターンでも耐久をしっかり計算することを推奨する。

 ここまで色々書いてきたが、今自分が使用しているココロモリについて書こうと思う。最初に明言してるから察している人もいるであろうが、“単純”であることを活かした“スキスワ役”である。スキルスワップを優秀な積み技を持ったやつに使うことで、その効果を倍にする。特に“からをやぶる”を使ったときの効果は絶大で、ACSが4段階上がる。(もちろんBDは2段階下がるが、ハーブや壁を臨機応変に使いましょう)スキルスワップは、この指とまれや怒りの粉に吸われてしまうので、単純にポンポンうってればいいってワケでもないが、決まればすさまじいアタッカーが誕生する。シンプルビームを使えば同じことが出来るが、覚えるやつは軒並み遅いし、スキスワの方が汎用性が高いと思われる。(何より誰もまだやってなさそうだった) 自分はこの戦法で、現状なんとか24勝1敗というところであるので、立ち回りや全体の構築で如何様にもなるのではないかと思う。もちろんまだまだ完璧ではないので、パーティ構築や努力値配分の改善をしっかり行っていきたいと思う。

 ココロモリは、総合的な種族値は低いものの、優秀な補助技の数々と、面白い特性がある。まだまだ使い始めたばかりなので、面白い使い道がもう少し思いつけばいいと思う。是非皆さんも考えてみましょう。

参考BV:14-81671-00830