※この記事は、改造やバグ技を推奨・擁護するものではありません。あくまで、ゲームの楽しみ方の1つとして、取り上げています。ルールを守って楽しくゲームをプレイしましょう。

 前編中編では、セレクトバグを用いた努力値と個体値の入れ替えを行いましたが、同じような理論で、技を入れ替えたりアイテムを増やしたりすることができるので、それも紹介していきます。あと、少しこのバグのカラクリ的な部分にも触れようと思います。

【手順】

(1)好きな技を覚えさせる

まず、技には技番号というものがある。(ここを参照)この数字と、経験値の調整が関係してくる。

①いらない技を一番最後の技にする。
②経験値を、覚えさせたい技の"技番号+256n(nは任意の正の整数)" にする。
③道具の9番目でセレクトを押してBでメニューを閉じる。
④戦闘中、最後の技の場所でセレクトを押して、逃げる。
⑤技が変わっていることが確認できる。

※⑤の段階でバグったりしてたら、ポケセンで回復したり、ボックスに預けたりすると治る。

試しに作ってみました
$「みろうは黙ってポケモンしてろ」と言われました



(2)好きなアイテムを増殖させる

まずはこのサイトを見る。文字コードとアイテムの順番が重要になる。

①増やしたい道具をどうぐの2番目にする。
②大切などうぐ(自転車とか)をどうぐの14番目にする。
③いらないポケモンを用意する。
④ポケモンのNNを、参考サイトにあるコードをもとに変更する。今回は「ぺぐねぐね」にした。(変更しなくても道具は増えるけど、大量に増やしたいなら変える)
※参考サイトの、使ってはいけない文字のところはしっかり読みましょう。
⑤どうぐの14番目でセレクトを押し、Bでメニューを閉じる。
⑥戦闘に入り、ポケモンのコマンドで入れ替える画面に移動。用意したポケモンでAを押すとバグるから、バグったのが確認できたら逃げる。

実際にバグった画面
$「みろうは黙ってポケモンしてろ」と言われました

⑦アイテムが増えてることが確認できる。
$「みろうは黙ってポケモンしてろ」と言われました
今回はマスボと飴を増やしてみた

⑧2番目の道具と、14番目の道具を入れ替える。
⑨バグを修正するために⑤と⑥をもう一度行う。
⑩バグったポケモンは逃がしたりした方が(一応)懸命。


【カラクリ】

 なんでこれまで紹介してきたようなバグが実現するのかっていうと、どうぐで入れ替えるフラグだけおったてて何もしなかったのでフラグが残りっぱなしになってしまい、その結果他の場所で似たような動作をすると数値が入れ替わってしまうバグが発生するのです。そして、どうして好きなことができるかというと、全ては散々弄くってた経験値の値に答えがあります。
 まず、ポケモンのデータを保存している番号付けされた箱が沢山存在していると考えてください。
こんな感じです。
$「みろうは黙ってポケモンしてろ」と言われました

それぞれの箱の中には、2進数で8桁の数字が入っています。(おそらく)

そして、今回さんざんセレクトを押していた9番目には、経験値の一番低いところの値が入っています。初代の経験値は65536*a+256*b+cで表されているらしいので、Cには255以下の値が入っていることになります。なので、Cにあたる9番目が一番調整しやすいのです。
$「みろうは黙ってポケモンしてろ」と言われました

例えばこのイーブイだと、経験値が15783なので

$「みろうは黙ってポケモンしてろ」と言われました

値はこうなります。
経験値をあと254上げることで、9番目に入ってる数字を11111111にし、他の箱におけるMAXの状態にして入れ替えることで、努力値や個体値がMAXになるわけですね。


さて、ここまで長々とお話してきましたが、そろそろこの辺で終わろうと思います。
ちまちま追記するかもしれないので、そのときはまた告知したします。
よろしければ、見てくださいね。
できれば、今度対戦してその感想などもまとめてみたいです。
それではノシ