悟りってどんなもの？

昨日、弟から「出産に立ち会いたい」と

言われました希望です。

彼が出産に「もちろん立ち会う！」と

言い出したときですら、

「え？本気？いなくていいよ」って

違和感を覚えたのに

なぜか出産には誰も立ち会わない前提の私と、

立ち会い希望の彼と弟笑

彼、鳥取寄りの島根から駆けつける予定

間に合わなきゃいいのにって思うけれど、

予定日の前後休みを取ったあげく、

少しの間育休取るくらいだから、いるな

ちなみに、「彼が立ち会ってくれるから、

未来の奥さんの出産に立ち会いなね」と

断った弟にいたっては、大阪在住距離ｗｗ

妊娠中の私を見てもないのにと思いますが、

会話中酔っぱらい＆子供好きな弟

大きくなったお腹の子と遊ぶ姿が見えるので、

それはもうかわいがってくれて、

子もなつくんだろうなと想像がつきます

お腹の子の存在のおかげで、

今まで知らなかった部分が見え隠れ

さて、今日は射手座の満月

５月の満月はウエサクの満月と呼ばれていて、

ウエサク＝インド暦第２月、

ヴァイシャーカが変化したもの

お釈迦様が生まれたとき、悟りを開いた日、

亡くなった日がすべてこのヴァイシャーカの

満月だったからとされています

が、お釈迦様の開いた悟りってなんでしょう

世界に働く法則を知ること？

何が起こってもうろたえないこと？

悟りは言い換えると、諦観(ていがん)

簡単に言うと、諦めることを指します

諦めとは、すべてのことは思い通りにならないと思うこと

こうなってほしい！こうなればいい！

その思いを持たなければ、

思い通りにならないって

こともなくなるのですが

お釈迦様はこうも言っています

人間の苦は、８種類にわかれる

生

老

病

死

愛別離苦

怨憎会苦

求不得苦

五蘊盛苦

～の生・老・病・死を四苦といい、

～、残りの４つを加えると八苦

四苦八苦こそが人間の苦の本質であり、

この８種類だけだと言われたそう

すべての悩み苦しみの本質は苦、

思い通りにならないことだ

思い通りになればいい！って支配欲は

誰でも持っていて当然のもの

ですがその気持ちが強すぎると、

悩まされるのも自分自身なんですよね

私はこの支配欲が強い方なのですが、

正反対に、彼はゆるーっとゆるーいです

臨機応変大嫌い

計画通りに進めたい私と、

臨機応変大得意

予定外のことや、寄り道を楽しむ彼

それはもう、彼は生きやすそうです

隣にいる私は、ぎすぎす張りつめていて

自分も人も社会も許せなくて、

ムキーって生きにくそう笑

出産後は外に出られないだろうし、

今のうちにデートと楽しむ時間が多いほど、

彼と正反対ゆえに、学ぶこといっぱい

妊娠を機に、諦めが肝心だと体感しましたが

まだまだ足りない様子

これこそ、地球の醍醐味

うまくいかないって思うことに

どう対応していくの？という学び

実は治ったはずの逆子ちゃん、

なぜかまた逆子になっていて

帝王切開でいいかと諦める一方、

いや、バースデープラン書いてもないし

陣痛経験してみたいわ！と諦めの悪い私

妊娠出来ただけで、これ以上何も望まないと

思っていたはずだったのに

お釈迦様の話を知って諦めを決めたその夜、

痛みとともに頭を下にしてくれました

お腹の子も、彼も私の学びの相手

悟りにはほど遠くても、自己嫌悪しつつも、 

違いを知り、許し合うことを選んで進みたいと思います