こんにちはー おひるねアート協会認定講師、認定アーティスト、認定フォトグラファー【日野市、多摩地区】赤ちゃん・キッズ専門おうちスタジオおひるねアートmimi森田 さきほです
第4回おひるねアートコンテスト入賞
詳細はこちら2017年新人賞受賞
2018年優秀講師賞(関東)2位
3月31日(日)25期サンクスフェアvol3はこちら
3月おひるねアート撮影会はこちら
3月おひるねアート記念日撮影会はこちら
3月studio Mimiバースデー撮影会はこちら ご予約、お問い合わせはこちら
instagramはこちら
おひるねアート®︎mimiのブログにご訪問いただきありがとうございます
改めまして このたび、第9回おひるねアート®︎コンテスト全国第5位入賞させていただきました
投票してくださった講師の皆様、お客様、モデルを快く引き受けてくださった方、本当にありがとうございました
今日は、せっかくなので作成秘話のようなものを書こうと思います コンテストに後ろ向きだった気持ちが、あるものを見て燃え上がったのですが、それはまたいつかお話しさせていただくとして、、、アートの作成ポイントや、苦労した点など語らせていただこうと、思ってます
入賞作品
もちろん、ステンドグラスをモチーフにしたアート
どうしてこの題材にしたかというと、2年前くらいから、ステンドグラスのアートを作りたいとはずーっと思っていたのですが、どう考えても難しそうで、手を出さずにいました。今回一念発起してこの題材に挑もうと決めました
白雪姫にしたのは、なんとなくリンゴが一つ立体なのが可愛いなぁ、、、と、パッと浮かんできたのと、あまりプリンセスの中では白雪姫は有名なアートがないかなーと決めましたリンゴの赤と、白雪姫の衣装のカラフルさはステンドグラスに合うだろうなというのも理由の一つです。
まずはラフ画公開です
普段は書きませんが、コンテストなので気合をいれて書きました
衝撃
完成図
もはや、自分の脳内がわかりません。
でもわたし的にはそのまま作った感覚でした
このアートで、苦労した点は2つ
一つ目は、全体をステンドグラスで覆うという特殊なアートゆえ、1ミリの隙も許されない....
作り始めたら最後、ステンドグラスで埋め尽くすまで完成しないという地獄.....
なんど、
やってられるかーーーーっ
と、気が狂いそうになったか...
作り方は言葉でうまく説明ができないので、割愛しますが、例としてお城を作るのに、3時間くらいはかかります(ちなみに、大きさを変えたのでお城は2個作りました。一つはボツ...)
子供達を寝かした後にカキカキチョキチョキペタペタ
うさぎの顔ゆがんだ、やり直し。
チョキチョキ
バラの感じがイマイチピンとこない。
やり直し
カキカキ.....
ウギャーーーーーーっ
とにかく、地道な作業が9割のアートでした
2週間後 (夜撮影)
イメージが固まると通常1〜3日で完成しますが、2週間でこの程度、、、コンテストの案内が来て、数日して作成に入ったので締め切りまで非常にタイトな状況でした
しかもこの後インフルエンザにかかるという、大誤算....1週間弱死んでました...
ちなみに青空の部分がこの時はステンドグラスでした。この範囲をボツにして一色にするのは、非常に勇気がいりましたが、赤ちゃんがステンドグラスに埋もれないように空は一色にしました
この時はお城は右側だったのですが、何回脳内再生してみても、ウサギ踏んづけるバイオレンスな白雪姫になるので、お城は左に移動させました。
予想以上に切り貼りが大変だったことが、苦労した一つ目です
そして
もう一つの苦労した点は
立体感をどうだすか
これ最後まで悩みました。
立体感取るか、ステンドグラス感を取るか。。。
おひるねアート®︎は立体的な方が迫力があり、動きがでるので立体感はとても大切なポイント ですが、このアートを立体にしてしまうと、ステンドグラス感が薄れてしまうという、とても難しい問題でした。。。
結論としては
【二兎追うものは一兎も得ず】
ということで、弱点を覆うくらいステンドグラス感を究極に突き詰めて作ろうということに決めました
ですが、全て平面だと、布の上にゴロンさせただけになってしまうので、ステンドグラス感を損なわない程度にいくつか立体のものを置いて、平面感を薄れさせました。
気付きにくいですが、上のsnowwhiteのプレートは板になっていて、透明の容器の上に乗せて上に上がってます
結果、ステンドグラス感と立体感が絶妙なバランスで一体になったんじゃないかと思ってます(←自負)
インフルエンザにかかり作成できない期間があったり、撮影会時は、アートの上に布を引いてその上にアートを作っていたり
怒涛の3週間でした
数時間でアイディアが固まったのはかなり早かったですが、作成時間は間違いなく1番かかったと思います。
作り終わった後は、ステンドグラスアートはもう絶対作らないとわめいてました(笑)
でも、募集して来ていただいたモデルさんで撮影して、写真を見たら苦労も一気に吹き飛んで、あー、作って良かったとしみじみ感じました
久しぶりに語りつくしましたが(笑)、森田さきほ渾身のステンドグラスアート、ぜひ撮りにきてくださいねー
まだ空きあります