先日、私の所属するバレエスタジオアプロンの勉強会に出演しました。
舞台は本当に多くの人に支えられて成り立っているんだなぁと改めて感じた会でした。
出演者自身が好きな作品を選んで披露するこの会。憧れのヴァリエーションを選んだ人、苦手な技に挑戦する人、仲間と一緒に踊る人とみんな想いも様々です
私自身はこれまで勉強会ではニキヤ、オディール、エスメラルダ、カルメンと様々な踊りに挑戦してきました。演技力が必要とされるもの、ひたすら回転技との闘いなど、どちらかと言うと自分の苦手分野に挑戦してきました。
今回は“楽しい踊り”をテーマに選んだ『コッペリア』から人形のワルツ。コッペリウス博士の家に忍び込んだスワニルダが自動人形になりきって踊る場面です
バレエだけでなく、歌舞伎の舞台などでも演じられる「人形振り」。表情も変えず、カクカクとした動きをいかに人形らしく見せるか。普段の踊りとは違った難しさもありましたが、当日はとても楽しく踊ることができました
全員総出演のフィナーレは純白の世界
衣裳はシンプルな白チュチュとティアラのみ、チャイコフスキーの音楽に乗って、めくるめく世界が繰り広げられました。
↑今回パートナーを組んだNくん。とても素直で急成長中の大学生です。
女性のサポートは難しいと思いますが、本番は息もピッタリ全て成功させてくれました
舞台にリノリウムを敷くところからみんなで作業し、舞台監督をはじめ照明や音響など普段は専門家にお願いする仕事もスタジオのみなさんが裏方で大活躍
観に来てくださったお客様、お手伝いしてくださったみなさまに感謝です
ありがとうございました