今日は長男の中学校卒業式でした。
先週、急に卒業式に行く、行きたい!
みんなに会いたい!




そして、自分の気持ちを表現したいと
長文を書いて読んでくれました
学校で発表しようと書いたものですが
そのチャンス実現は出来なかったので
ブログに載せます。

長文です。










どうも皆さんこんにちは。加藤拓未です。まず、これから言う事はあくまでも自分の考えです。誰かの事をダメだとも言ってませんし良いと言ってる訳でもありません。いやいやいやそれは絶対違うだろ。おかしいだろ。とか思ってもそういう意見も、あるんだと、思って聞いてください。それだけは分かってください。では。
多分自分の事を知らない方の方が多いと思うので少々自己紹介を。一応3年2組です。美術部でした。性格はやたら暗かった。ネガティヴ思考でめんどくさい人でした。ゲームや、アニメ。ライトノベルや文庫本が大好きでそんな話したいけど恥ずかしいから隠してきました、あまり社交的ではなくて、自己主張ができず嘘をよくついて本音を言わない。友達の定義が曖昧なので何とも言えませんが本音を打ち明けられるような意味での友達は作ってなかったです。アトピーがひどかった。運動ができない。人前が苦手でした。そして、夏から学校に行ってない不登校児でした。ニートになれる要素が揃ってました。はい。ここまで聞いて関わりたいと思う人は相当変わり者か、それを少し理解してる人か、なにかしら理由がある方くらいかと思います。思っていました。
でも過去形です。今は色々変わりました。性格が明るくなりました。アトピーをやめました。自分に少しずつ自信を持てました。少しずつ意見を言えるようになりました。不登校になってからです。前の自分を多少なりとも知ってる人は驚くと思います。
別に不登校を勧めてる訳でも不登校になれば色々良いように変わるとは言ってませんよ?得るものはあっても捨てる物もありました、確かに色々変わりましたが楽しい方向に変わったのは、不登校になった後。心屋仁之助さんというカウンセラーにであえたからです。
まず。不登校について、説明させてください。前提として、不登校は悪くはありません。良くもありません。そういう問題ではない、学校の全てが嫌だった訳じゃなくて学校のほんの一部が嫌でそれが原因で休みたくなっただけです。勉強をいまやるかどうか。行かないを選ぶと、不登校と呼ばれるだけで、自分が選ぶ事ができる最善策にもなり、社会的に褒められないだけで、考え無しにできる事ではありません。学校から逃げても楽になれるとは限りません。それなりに勇気も必要です。
前は自分も悪い事だと思ってました。学校に行かなければ将来やばい!と。
しかし、不登校というのは、さっきも言ったように学校から逃げたとも言えますが逃げるという選択をしたとも言えます。勉強を先延ばしにしたとも言えますが。自分の場合は学校で、人間関係なかなか上手くできなかった。勉強や合唱。色々な所でついていけなかった。高校に向けて、プレッシャーや圧力、焦りに耐えられなかった。どんどんどんどん溜まって来た。そんな自分を自分で認められなかった。嫌いだった。ダメだと。変わらなければいけないと。そして分かってくれないと、すねてました。あまり聞いて気持ちの良い話しではありませんが。凄い自分を責めました。罰を与えてました。今だから言えますが夜中寝ずに考えてる事なんかざらにありましたし、泣く事もありました。開き直って決心しても一瞬で消えちゃいます。凄い怖かったです。だから一日中眠かった。本読んでても、ゲームしてても、眠い。凄いショックだった。でも布団入ると考えちゃう。それでまた授業についていけなかったから悪循環ですね。もうなんかずっと極限状態です。幸いというかなんというかアトピーがあったので体をかいて痛めつけて、そこで踏みとどまってました。今ではそのためにアトピーを直そうとしなかったんだと思います。罰が必要だ。と。それでも足りないとカッターを何回も手に取ったし、あててみたりもした。ベランダの淵に座って考えたりもした。でも、毎回毎回それ以上できなかった。それでまたできない自分を責めた。そのループです。人生もう終わったんか~早えな~とか思いました。そして夏休み。課題を溜めに溜めて、怒られに行くのか…と思いながら、なんか休む理由無いかなと、体のあちこち触って病院に行くくらいの異常は無いか探したり、何なら理由作ろうかなと階段の所に立ったり。でもあと一歩が踏み出せなかったり。まあ時間というものは平等に過ぎ去っていく物で、あっという間に登校日になりましたよ。徹夜2日目で、フラフラしてたし、その日は仮病で休みました。お母さんは、休む本当の理由を言えてもお父さんはね…バレバレだったと思ってたけど、言えませんでした。そりゃもちろん1日休んで、やれば終わる量なんかではなく。次の日も。また次の日も、休み始めるんですね。でも休めばできるなんて事は無い。むしろ逆にできないです。どんどん行きづらくなった。登校日数が少ないと高校行けないんだよなぁと、凄い焦った。それで課題がもっとできなくなった。現実逃避のための楽しくも何とも無いゲームの時間が増えてく。身体中痛いし寝れないし。きつかった。学校側は取り敢えず学校行って、学校でやれば終わると。言ってくれましたが、自分は課題が嫌です。でもそれ以上にできない自分が嫌だった。だから恥ずかしくてクラスの子に見せたく無かった。ついて行けるとは思えなかった。そんなん言える訳なくて家で頑張りますっつって断ってました。そしてお父さんとの関係は悪化していき、家の中ですら、お父さんがいて怖くて、逃げた、居場所が無くなって、引きこもるようになった。夜と昼が逆転して夜行性になった。でも、楽にはなれない、お父さんから学校行けって言われる。自分も行きたいけどできない。これでも頑張ってる。今凄い困ってるから助けて。なんて本音言える訳もなく。毎日課題やってるふりをしてました。本当に辛かったです。
そんな、落ちるとこまで落ちた時。もうこれ以上失うもん無いだろと。お母さんに相談しました。どうやればできるようになる?どうすればいいの?自分が分からない。怖い。助けて。と。そしたら、確か良く頑張ったね、行かないのも選択肢だよ?自分を大切にね?って言ってくれました。そう、受け取りました。だからという訳ではありませんが、自分は登校をやめようと思いました。結局のところ不登校児にも不登校児なりに苦労があって、考えがあって、理由があるんです。学校に行けば「はい解決!」とはならないんです。不登校がダメな事だと決めつけないで!という事を分かって欲しいだけなんです。不登校がダメと言う前提で学校行けって説得されても正直心には響きません。これを言うのは単なる自己満足です。やっと自己肯定できるようになったから言いたいだけ。ちょっと分かって欲しいだけです。
それに、流れに任せて何となーく生きてく方が楽な時もあります。周り見ながら動いてれば良いんですから。普通じゃないと言うのは結構勇気の要るものです。不安もあります。なかなか自信を持てないし怖いです。勿論社会的に見たらこんなん認められないと思いますし、選択肢も減ります。後々苦労も増えるとも思います。そんなん綺麗事だ!現実見ろ!お前それ人前で胸張って言えんのか?とも実際言われました。先生や父親。応援してくれてる方々の期待を裏切る事になりました。来いよって言ってくれてるのにそれを全て蹴ることになりました。凄い辛いです。期待には応えたいし理解されなかったら悲しいし、ずっと家にいるのは寂しいし飽きます。どんどん居場所が無くなってきます。一人は好きですが孤独が好きという訳でもありません。虚しくもなりますし心からなかなか楽しめません。色々言われます。不登校だと言うと羨ましいと言われたことがあります。でも不登校ならではの悩みや苦しみがあります。でもなかなか分かってもらえません。じゃあ学校こいよ、とか言われますが、そういうわけではない…まんざらでもないですが。具体的に何かは言えませんが癒し。や理解者。現実逃避する何かが無いと本当にやってられません。自分はゲームやったり本読んだり音楽聴いてました。部屋に引きこもって。それでも大丈夫。オッケーと言ってくれたのが心屋仁之助さんと言うカウンセラーです。詳しくは心屋を学んできたお母さんです。アメーバでもブログ読んで自分は本当に救われました。社会的に褒められない自分に変わり方を。ではなくオッケーと言い出すカウンセラーですから見る方によっては腹が立つことも、批判したくなる事もあるかも知れません。ですがこれは個人の意見として、発信してるだけです。押し付けてるのではありません。嫌なら反面教師として見てもらって結構です。では。
心屋とは。簡単に言いますと、「やりたくない事をやめてやりたい事をやる」「無理しない」です。怪しい宗教にはまったんじゃないか?と、思われても良いです。これはあくまでも考え方です。言い方を変えればやりたくないけどやっている事をやめればやりたい事ができる。見つけられるという事です。学校に行きたくないから行かなかった。アトピーが苦しかったけど治せなかった。だから薬に頼ってアトピーをやめた。
そして、今日はやめたいけどやっている事、不登校をやめに行きました。通信制の高校に行くので自然に不登校では無くなるのでのすが、けじめという感じで、授業はやりませんが。行きました。最後の最後はさよならしようかなと、もう会う機会がなさそうだからこの機会に迷惑かけたから謝りたいなと。それに今までのお礼をしたいなと、思って、来ました。本当にカッコつかないですが、やっぱりさみしかったんです。一人になってやっと気付けました。どんなに楽しいゲームでも。本でも共感したいし、共有したかったんです。自分というものを主張してみたくて来ました、行かないで後悔するより良いかなと、この学校にはもう通わないし最悪恥かいても良いかな、と。もちろん来る前からめっちゃ怖かったです。どう思われるか、受け入れてくれるか心配だらけです。
人間、変わろうとすれば変われます、人生、どうなるかなんて誰にも分かりません。だから今頑張るのも良いですが、自分がやりたい事ならば。今休んでも。今楽しても。今頑張らなくても。今逃げても良いんじゃない?って事です、最悪、人知れず死んじゃう。誰かに頼ったりすがったりする。でもそれを禁止して無理して今凄い頑張ってなかなか治せない心の傷を負うより、痛い思いをするより、今からでも、最っ高に楽しんでも良いんじゃない?って事です。心屋さんはできない自分にオッケーをしてあげます。学校に行ってない自分にオッケーをしてあげます。逃げた自分にオッケーをしてあげます。自分で自分すら信じられなかった自分は凄く救われました。本当の自分に気付けたような気がします。気付かさせてくれました。だからなに?って言われると何も返せませんがとにかく嘘って疲れる。ほんっとに疲れる。めっちゃ辛い。やってきたから分かります。本当の自分でこそ楽しめるんです。それを理解されたら嬉しいです。
頑張りたいなら頑張ればいい。休みたかったら休めばいい。自分は将来、こんな自分でも認めてくれるとこで、楽しめるところで、お金を稼いで。やりたい事をとことんやりたいです。もし働くとしても、不登校だったから雇えない。と、門前払をするような所では働けないと思うし働きたいとは思いません。もし本当にそこが好きで働きたいのならその時、それなりに頑張りますしできなかったらその時後悔もする。言ってしまえばそれだけです。親は子供に失敗する自由を与えるのも大切じゃないかと、心配だからと言って子供を抑えるのは嫌だと、お母さんは言ってくれました。頼って良いよ、と。言ってくれました。そう、育てられました。お母さんは覚悟してくれました。だから、ちょっと甘えてニートをやってみようかな~と、思います。それくらいの勢いです。今はやる気無いです。ただ好きな事のためならいくらでも自分は頑張れると思っています。お金になるかならないかなんて知りません。
心配はかけてきました。そして今もかけてます。これからもかけると思います。親は子供を心配して色々言います。察しろって感じで本心言わないと鬱陶しいだけですが。それでも愛らしいです。信じて何も言わないのも愛です。愛は凄く重い言葉で色んな意味があって伝え方があります。言わないと伝わらない事がたくさんあります。それを最近痛感しました。勝手に拗ねてても何も伝わらない。と。自分を大切に。それができれば誰かを大切にできます。自分もまだできてませんが自分を許したり愛したりすると誰かを許したり愛する事ができるそうです。
まだ人生語れるほど色んな経験してませんし今の状態で言っても楽に見過ぎとか見たいだけだろ、とか頑張らなければダメだとか思う方もいると思います。自分もそうでした。そう思うのならまあ、その人の中では、その人が見る世界ではそうなんでしょう。結構です。とことん努力してください。頑張りたかったら頑張って下さい。応援します。凄いと思います。でも自分はやめました。勉強も運動も性格もいろいろダメなとこばかりでできなかったから、できるようにめっちゃ直そうと頑張ってました。嘘と強がりでずっと無理してました、まあ、そんなんで作っても結果なんてたかが知れてます。で?その後は?ってなります。虚しくなります。ストレス溜まりまくりです。ボロボロになります。だからやめました。諦めました。自分はこういう性格だ、できない事がたくさんある、これが自分だ!できるところを見よう。と。まあ、今でもなかなか諦めきれてませんが。こんな感じの自分を受け入れるというか、理解してくれる人はそう多く無いと思います。良く分かってくれる人と、全く分からない差が大きくあると思います。だから分かり合えたらたなら関係は深く持つだろうし、そのかわり、敵も結構作ると思います。でもそれで良いんです。表面上の、取り敢えずの関係よりよっぽど良いです。今からもう将来不確定要素がありすぎて不安だらけです。あまり考えたくないくらいですが今は何かと楽しいです。こういう性格になりました。説明が下手ですいません。国語で文法とかもっと真剣に習ってればもっと良い感じに伝えられたと思いますが、すいません。これが自分の精一杯です。
もの凄い遠回りしましたが言いたい事は、
一度きりの人生、自分は思いっきり楽しもうと思います、失敗しても挫折しても後悔してもいい。それを恐れて自分を殺したら何も残らないと思うからです。いくら凄い結果を出しても心が無けりゃ意味がありません。失敗だと思ってた不登校も今では良い選択だったと思えます。いつか後悔するかどうかはわかりません。でもまずは自分を大切にして、悔いが残らないように、自分らしく、楽しく、生きたいと思います。今まで迷惑をかけてごめんなさい。そして、今まで本当にありがとうございました。





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ここまで。


卒業式は保護者席で見学しました。
予定ではここまでで帰るつもりでした

がみんなに会いたい
から
話したい!

になったようで
行くなら今だよ!と背中を押しました。
教室へ行くと温かく
みんなが迎えてくれ、感謝を伝えて来ました。



その姿は立派でした
かっこ良かったです
笑顔が可愛いぃー


最後に校長室で卒業証書を貰って!

やり切りました
やりたくない事は
不登校だった。
その不登校を最後の最後で止めてきた

拓!あんたはすごいな!

やりきったな!

仁さんの言うように
勇気を出した人に神様は意地悪しないね!



友達が拓を囲んだ姿!

めっちゃ感動したよー


ありがとう爆笑
大好きだよ
これからもずっとずっと大好きだよ!


仁さんありがとう。
本当にありがとうラブ