こんにちは!ミモザです。

 

 

今日は本当だったら

祇園祭ですが、今年はコンチキチンもなく。

 

 

我が家の兄ちゃんの27歳の誕生日でした。

やはり、初めての子なので

いろんな意味での感慨が一入です。

 

 

親にさせてもらって

早いもので27年なんだ~~~と。。。

ラインで「おめでとう!」を言っただけだけどね。

 

 

先日の熊本の豪雨の夜中の12時にラインが来て

「今夜は当直だけど

今から2年目の先輩から上の先生たちが

DMATで熊本に行くことになったから

みんなバタバタしてはる」

と。

 

 

あの豪雨の映像が頭に浮かび、思わず

「え??危ないやん!」

と言ってしまった私。。。

来年はじゃあ、もしこんなことがあったら

兄ちゃんも行かなくちゃいけないのかと思うと

仕事とはいえ、やっぱり心配。。。

 

 

「夜中だからヘリは飛べないから

今から車で行くらしい」

とのことで・・・

すごい雨の中、途中の道も

土砂崩れなどしてるんではないだろうか。

行くだけでも大変なことだろうに。。。

 

 

真夜中の運転、本当に気を付けて。。。と

その先輩たちのことですら

息子を送り出すような気持ちになる。

 

 

そして兄ちゃんからは

「救急の先生、今からみんないなくなるし

ひやひやするわ~(^^;」

と。

 

 

「ほんまやなあ~。

ややこしい人来ないように祈っとくわ」

とママ(^▽^;)

 

 

兄ちゃんは5月は

丸一日休みの日は1日しかなかったとのこと。

38時間連続勤務、と言う日も

何回かあったみたい。

 

 

残業は144時間、って書いてるのに

80時間しか残業代ついてなかった!

ブラックや~~~!!

と言ってた(^^;

 

 

一般の会社なら

月80時間が過労死ラインと言われるそうですが

一般の勤務医は

軽くそんなラインは越えている。

 

 

日本の医療は

こういう医者や看護師の

無償の使命感で成り立っているのだ。

 

 

今はお医者さんも「働き方改革」だから

6時で研修医を帰らせてくれる病院もある。

 

 

でも兄ちゃんは

自分の勉強になるから、と

救急の有名な病院に勤務している。

 

 

次男君も今、病院実習の真っ最中で

「ほんまに先生たち、かわいそうすぎる。

家帰ってるんかなあ」

と言ってくる。

いつ見ても、先生たちいてはる。

朝も僕らより早いし、もちろん帰りも。


 

 

パパも

「パパたちも若い頃は3日くらい寝ない日あった」

と武勇伝のように言うけど

今回のコロナのことでも露呈しているけど

使命感や「医療者に感謝」とかだけで

済ませたらダメなんですよ、本当は。

 

 

東京女子医大の看護師さんが

大勢辞めてしまったという話。

端的に言えば

給料上げて!ってこと。

 

 

それには診療報酬も見直さなければ。

医者(病院)の収入は

診療報酬しかないんだから。

これは、声を大にして言いたいです。

 

 

安いお金で

誰もが

これだけの医療を受けられる国はないんです。

そのありがたさを

日本人は感じることがないと思いますが

いつまでこれが続けられるのでしょうね。。。

 

 

話は戻しまして

兄ちゃんが生まれた日のことを思い出しました。

 

 

前の晩から痛くなり

産院に電話したら

「初産ならまだまだ生まれないわよ」

と言われ、泣く泣くひと晩我慢。

 

 

朝になって産院へ。

土曜の朝で外来が満員でほっておかれ

もう生まれそうな時に

やっと気づいてもらえて

「あら!この人もう生まれるわ!

先生呼んできて!」と。。。(;・∀・)

 

 

とりあえず、間に合ってよかった~~(笑)

 

 

とっても小さく生まれたのに

大きく育ってくれて

本当によかったよかった!ありがとう!

 

 

夏休みも帰って来れるかわからないけど

体にだけは気を付けて頑張ってね!


↑たろうのおでかけ 兄ちゃんの作品(笑)
 こんな頃もあったんやね〜(^^)