おはようございますニコニコ

動物虐待との批判を受けていた
 
三重県桑名市の多度大社の伝統行事
 
「上げ馬神事馬」。
 
2010年以降に骨折で4頭が殺処分。
 
昨年も1頭が殺処分され
 
全国から多くの批判が相次ぎ
 
見直しの検討が行われた結果
 
上る傾斜は緩やかになり
 
坂の最上部にあった土壁を取り去り
 
馬が走りやすいように
 
厚さ5cmの砂も敷かれました。
 
祭りに関わってきた人たちからは
 
『土壁がないと盛り上がらない』
『伝統を守ってきただけなのに…』
 
という意見もあったようですが
 
それこそが思考停止の証拠です。
 
そもそもの話
 
馬が坂を上り切れるかどうか?で
その年の豊凶を占う
 
という考え方は無意味であると
 
早く気付くべきだったはずです。
 
それは
 
離れたゴミ箱にテッシュを投げて
一発で入ったらラッキー!
 
というのと変わりはありません。
 
競馬で騎手が落馬して
 
死亡事故が起きるように
 
神事で落馬事故による死者が出たら
 
どう受け止めたらいいのか?。
 
馬の気持ちになってみれば
 
馬「なぜこんな坂を
 上らされるのか?」。
 
人間であろうと馬であろうと
 
わざわざ危険な行為を行う理由は
 
本来はないはずです。
 
お祭りはエンターテイメントであり
 
より過激な方が盛り上がるもので
 
ギャンブル依存症と同じで
 
より強い刺激でないと我慢できない
 
エスカレーションを起こします。
 
「伝統の祭お祭り」が
 
正しいとは限りません。
 
山車を猛スピードで走らせたり
山の急斜面を巨木に乗って落下したり
裸男が密集して揉み合ったり
 
過剰な演出を突き詰めた
 
危険な行為を改めるためには
 
どれほど長い歴史の伝統でも
 
その意味を
 
考え直す必要があります。
 
当事者には難しいことでも
 
外部からの意見を聞くくらいは
 
誰にでもできるはずです。
 
もちろん過激な批判や抗議
 
誹謗中傷や脅迫は論外ですが
 
人間の愚かさに気付くためにも
 
お祭りの再検討は
 
行なわれるべきでしょう。
 
その年の豊凶を事前に知っても
 
それが当たるとは限らないわけで
 
なるようにしかならない自然に
 
従う謙虚さが必要です。
 
未来を知りたい気持ちがあるなら
 
未来がより良くなるように
 
自分の行動を精査して
 
運を良くすることに専念するべき。
 
こういう発言を繰り返す私は
 
おそらく人間社会から見れば
 
明らかに敵なんだと思いますが
 
私は人間が決めた理屈ではなく
 
世界を司る自然に寄り添います。
 
 
 
 
 
さて
 
友人のお誘いで新しい飲食店へ。
 
豊田市駅前の路地裏にある
 
ビストロ&カフェ UN
 
こじんまりとしたお店で
 
存在自体を知りませんでした。
 
とてもお洒落な内装です。
 
何かきっかけがないと
 
一人で入ることはなさそうなお店。
 
3種類のランチから豚お肉を選択。
 
大きな角煮と煮込まれた大根。
 
付け合わせもいろいろあって
 
どれも健康的な味付けです。
 
ご飯のお代わりができるそうですが
 
私には十分な量です。
 
トロトロの大根と
 
極上の角煮。
 
デザートは
 
能登産小麦を使ったシフォンケーキ。
 
私に味の違いはわかりませんが
 
「能登産」のこだわりは大切です。
 
「UN」と書いて「アン」と読みますが
 
私には「運」と読めます笑。
 
ごちそうさまでしたウインク
 
 
ではパーまた~