最近周りの友人、知人が離婚したいとか、婚約を解消したいなど、長く付き合ったパートナーと別れたいという相談を受けます。

相談をするまで心の中の葛藤は様々あることでしょう。

さて、皆さんがこのような相談を持ちかけられたらどうしますか?

そんな相手とは別れた方がいいとか、長く付き合えば悪いところも見えて当然だから我慢するべきだ、など答えるでしょうか?

いずれにしろ、別れるか別れないかの二つに一つの選択肢に色々な理由がつけられることでしょう。

しかし、それで悩んでる人にとってそのような答えを聞いても、葛藤は一瞬晴れたような気になるだけで、時間がたつとまた同じ葛藤がやって来てしまいます。

なぜなら、別れるか別れないかは単なる出来事であって、心に焦点が当たっていない選択肢だからです。

なぜ別れたいと思って別れられないのか?

その理由の一つが別れようとするとお互いを批判しあい、心がボロボロに傷付いてしまうので、それをしたくないという心理が働くのではないでしょうか。

とすれば、別れるか別れないかの選択肢は正確に言うと、傷つけあって別れるか、傷付けないように我慢して別れないかとなります。

こうしてみると、他の選択肢が考えられそうですね。

まず一つは、傷付け合わずに別れる。もう少し言うと、仲良くして別れると言う選択肢が見えてきます。

こうして仲良くする方法を考えてみるといつの間にか心が軽くなり、色々なアイデアが浮かんできそうです。

そして、仲良くする方法を考えて実践するうちに、なぁんだ、別れる必要なんかなかったとなる場合もあります。

そうすると、最後に出てくる選択肢が仲良くして共に人生を歩んでいくということになるでしょうか。

出来事にとらわれると、最善の選択肢を見逃し、心に焦点を当てると思いがけない選択肢が浮かんでくるかもしれませんね♪

それでも、もう相手を好きじゃなくなったから別れたい。そういうときもあります。

そんなときも、やはり、仲良く別れる選択肢の方が、心がかるくなります。

というのも、傷つけあって別れた場合、そのダメージを回復するのに時間がかかるため、新たな人生のスタートがなかなかか切れないのです。

場合によっては、一生心に傷を抱えてしまうことにもなりかねません。

これは、自分だけでなく、相手にも同じことが言えます。

では、仲良く別れるにはどうしたらいいのでしょうか?

それには、相手へ信頼・尊敬・感謝の言葉をかけ続けることだと思います。

そんなの難しい!

と思われるかも知れませんが、言葉一つでこれからの人生、自分も相手も幸せに向かえると思ったら試す価値はあるかもしれません♪