「本当にそれをしたいですか?」

「本当に、それでいいですか?」

 

セッション中、シャランさんに何度も聞かれた質問でした。

シャランメソッドの特徴の一つは、

答えを与えてくれるのではなく、

自分で気づかせてくれるというのがあります。

 

そして、真顔で

「本当にそれをしたいですか?」

と聞かれて気持ちが揺らぐということは、

それほどやりたいことでもないんだ

と気づかせてくれます。

 

とは言え、

「自分はどんなことをしたいのか」

その質問について考えると、

ついつい、

 

人のためになること

お金や仕事になりそうなこと

すごいと思われそうなこと

を答えてしまう私がいました。

 

むしろ、

それが私の夢だと思っていました。

 

もちろん、それもやりたいことではありました。

 

しかし、当時の私には、人のために何かをすることより、本当は、もっと優先順位の高いことがありました。

 

私は、本当はどうしたいのだろう?

 

何度も何度も自分に問いかけて

 

出てきた言葉が

 

「がんばりたくない」でした。

 

がんばり屋さんとして生きてきて、

結果を出すためには、

がんばらなければいけないと思っていたので、

自分から出てきた「がんばりたくない」という言葉に驚きました。

 

私の中の常識には、

「がんばれなくなったら、終わり」

というルールまであったのです。

 

しかし、シャランさんと出会ってから、

(たくさんの不思議な知らない世界の話を聞いたりするうちに)

自分が正しいと思っていたり、

当たり前と思ってきたことを、

「果たして、そうだろうか?」

と、疑問に思ってみるようになっていました。

 

そこで、パソコンで、

「がんばらない」

「ゆっくり」

そんな言葉を、何度も検索したりして

答えを見つけようとしました。

 

『スローライフ』 筑紫哲也著

『ゆっくりでいいんだよ』 辻信一著

等のタイトルの本を見つけては、

取り寄せて読んでみたりしました。

 

こうして、

こういう考え方もあるんだ

こういう生き方もあるんだ…と、

少しずつ、自分ががんばりたくないと思っていることを受け入れていくことができました。

 

 

今では、もう、堂々と

がんばりたくない

と、言えるようになりました。

 

そんな自分にも、OKを出せるようにもなったのでした。

 

自分を大切にしなければいけない…とか

自分を受け入れなければいけない…とか、

理論を自分に言い聞かせても、

なかなか難しいですが、

 

がんばらなくてもいいんだぁ。

なんだったら、いっそ

怠けても、いいんだぁ。

 

そんな発見の一つ一つが、

自分の中の強力な思い込みを

いとも簡単に崩していく作業となりました。

 

 

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