そもそもお料理が苦手というのが、

私が私を定義する性質の一つでした。

 

 

何十年間も、台所に立つたびに、

お料理が苦手な自分のことを

無意識にダメだなぁと思ったり、

女性として不合格と思ったり、

ストレスを感じたりしていました。

 

 

シャランメソッドを通して、

やってみたいことを一つずつ実践してみたことで、

得意ではないにしろ、

お料理の技術のあるなしがだんだん気にならなくなりました。

 

 

作れないと思い込んでいたものが作れて面白く、

わー!すごいー!

思ったより美味しいー!

と、晩酌の時間が楽しくなりました。

 

 

今度は、何を作ろうか?

なんてことを考えながら飲む楽しみもできてきました。

 

 

調理が遅くても、

要領が悪くても、

気にならなくなったのです。

自分にダメ出しをしなくなりました。

 

 

むしろ、調理中は『無』になることが多くなりました。

一種の瞑想状態です。

後に、シャランさんにこの状態のことを

「みじん切り瞑想」と命名されます。

 

 

そして、作りたいのは、いつもお酒を飲むための酒の肴。

 

 

そして、自然に

家族のためではなく、

自分のためにお料理していました。

 

 

今までの人生に、ほとんどないシチュエーションでした。

 

 

だんだん、晩酌を心から楽しみ始めている自分がいました。

 

 

今までも、うん十年間、ずーっと晩酌を続けてきたのですが、

毎日お酒を飲むことを、

 

 

女性としてダメだと思ったり、

オッサンみたい、と思っていたり、

堕落していると思ったり、

体に悪いことを続けていると思っていたり、

お酒なんてお金がかかるんだから、量を減らして節約しなきゃと思ったり、

とにかく、罪悪感でいっぱいでした。

 

 

罪悪感を感じつつも、

ストレス発散と、がんばった自分へのご褒美として毎日飲み続けていたのでした。

 

 

罪悪感を感じつつも、

ストレスを発散するためにお酒を飲む。

 

 

つまり、それまでの私は、お酒を飲む時は、

罪悪感とストレスがあることが大前提になってしまっていたのでした。

 

 

しかし、

やってみたいことを一つずつやっていく過程の中の

酒の肴づくりは、

私にぴったりはまり、

「自分はダメなんじゃないか?」

と考える暇が、だんだんなくなっていたのでした。

 

 

 

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