2019年4月4日

セイゴウが息を引き取りました。


 

ずっと寒い日が続いてたのに

この日はなぜだかすごくお天気が良くて、

お仕事がお休みの日だったから、ゆっくり寝てようかなって思ったんだけど

母から連絡が入ってて、

時間ある時電話ちょうだいねって。

だからロイとロアのお散歩に行きながら電話かけたの。


電話の内容は

もう本当にセイゴウがだめかもしれない

っていう話で

これが本当の最後になってしまうかもしれないから、

仕事の合間を縫って少しの時間だけど会いに帰るねって話したの。


その後久しぶりの電話だったから、

最近のお仕事のこととか、友達のこととか

いろんなお話をして

その間セイゴウはずっと寝てて

だけど話してる途中で急に鳴いたんだって。

今思えば、最期のご挨拶だったのかな。。



その時は特にいつもと変わった様子はなかったから

そのままもう少し他愛もないお喋りをしてから母との電話を切ったの。


それから少ししてまたすぐ母から連絡が来た。 セゴが死んじゃった って。

もうすぐ会えると思ってたのに

あったかいもふもふな身体を抱きしめられると思ったのに

ほんとに信じられなくてね。


 

犬を飼いたくて飼いたくて仕方なくて、

何度もパパママにお願いして

やっと家族になれたセイゴウだから、

最期の時も本当はきちんと看取りたかった。


良い時だけじゃない。

どんな時も現実を受け止めて向き合うことが飼い主の責任だって強く思ってきたから。


だからせめてお見送りだけはしたくて、

お仕事を1日何とか終えてセゴとの最後の時間を過ごすため実家に向かったよ



家にいたセゴはすっごく可愛い顔で寝てて、

死んじゃってるだなんて嘘みたいでね


だけどこんなに大好きで愛おしいこの子が

もう目覚めることは二度とない。

そう思ったら悲しくて寂しくて涙が止まらなかった。


ずっとずっとずっと泣いたよ


家に着けたのが夜遅かったから

セゴと過ごす最後の夜の時間はわたしが隣に居ることに。

リビングに布団を敷いて

セゴ、ロイ、ロアとみんなで寝たよ。

ロイとロアはセゴはいつも通り眠ってるって思ってたんじゃないかな。



翌朝、本当のお別れの日。

セゴが大好きだった人たちみんながお花やおやつを持ってセゴに会いに来てくれて、


こんな幸せな犬いる?


って思っちゃうくらいみんなに愛されてて

わたしも見ていて幸せな気持ちになったよ。



お別れの場所は、

とっても綺麗な浜名湖が一望できる丘の上の素敵な場所。


亡くなる日もさよならする日も

すっごくお天気の良い温かい日で

桜が綺麗で

きっとセゴがセゴ自身でこの日を選んだんだろうなぁ。



お手紙を書いておててに添えてさよならしたよ。



命は限りあるもので

ずっと一緒に居たいという思いはどんなに願ったとしても叶わない


ましてや、犬はどう頑張ったって私たちより長く生きることはできないから

必ず私たちが見送ることになる日が訪れる



そんなことは

分かってて飼ったはずなんだけど


いざとなると、受け止められないね。。


だけど、悲しいはずなのに寂しいはずなのに

セゴとの日々で思い出すことは

楽しかったことばかり。



ペットを飼って最期を迎えて

その子のことが本当に大好きだったからこそ、

こんな思いをするくらいなら飼わなきゃよかった



そう思う人もいるかもしれない

だってそのくらい辛いから。



だけどわたしは

こんなに悲しい気持ちでいる時でさえ思い出す

楽しかった思い出が宝物だと思えたよ


これはセゴと出会わなかったら絶対に得ることのなかった大切な宝物。



今わたしの側にはロイとロアがいて

いつか必ずまたこの悲しみを受け止めなければならない日が訪れる。


その時もセゴと同じように宝物になるような思い出を

たくさん作りたいって心の底から思うよ



この子と出会わなければこんな悲しい思いをしなくて済んだかもしれないけど

この子と出会わなければこんな幸せを感じることだってなかったはずだから。




セイゴウ

私たちと家族になってくれてありがとう。


出会えて本当に良かった。


君は子犬の時はほんとにヤンチャ坊主で、君とわたしでパパとママにたっくさん迷惑かけたねw


喧嘩もいっぱいしたね


だけど君が居てくれて救われたことも数え切れないほどあって感謝してるんだよ


上京することを決めた時

君のことがどうしても気がかりで離れることがすごく辛かった


上京した日から今まで1日たりとも忘れたことはない。


またすぐ帰ってくるね!待っててね!


っていう約束がわたしの頑張る源になってて

どんなに忙しくても

君の顔がどうしても見たくて

少しの時間でもいいからたくさん会いに帰ってた




生後2ヶ月で我が家に来てくれた日から最期の日まで

幸せな毎日だったかな?



話すことができない君だから

この耳で答えを聞くことはできなかったけど



穏やかで可愛いその表情が

幸せだったよ

って答えてくれてる感じがして嬉しかったよ



暮らす場所は変わるけど


どうかこれからの毎日も幸せに過ごすことができますように。


そっちの世界にも

美味しいごはんと

フカフカのおふとんと

楽しいお散歩コースがありますように。




決めていることがあって

わたしはこのお仕事をさせてもらっていて

みんなはそんなわたしを応援してくれてて


だからわたしはいつだってみんなに楽しいことを届ける存在でありたくて、

どんなことがあったとしてもなるべくマイナスな感情の発信はしないよう心がけてるの



だけど、セイゴウのことはどうしても伝えさせて欲しかった


会ったこともない田舎暮らしの柴犬を


セイゴウくん元気?

って気にかけてくれていたファンの方もいてくれて  

わたしすごく嬉しかったの


だからどうしても伝えたかった!



日々お仕事がある中でこのブログを少しずつ少しずつ書いてきたんだけど

悲しくてなかなか文章が進まなくなってしまうこともあって

お伝えするのがこんなに遅くなってしまいました。ごめんね。




セイゴウを私の家族として温かく見守ってくれていたみんな

今まで本当にありがとうございました。



きっとお空の上で元気に走り回ってると思う!


そしてわたしの中に生き続けてる!



16歳だったセイゴウ。老衰でした。

悪いところは少しずつあってお薬飲んだりはしてたけど大きな病気もせずに長生きできたね。

本当に最後の最後までよく頑張りました。おつかれさまね。


それから、パパママ

最後の方は介護がすごく大変で特にママは眠れない夜が続いていて本当に心配だった

それでも最後までお世話をしてくれて本当にありがとうございました。

セイゴウもいっぱいいっぱい感謝してると思うよ!

たまにはセゴの話を家族みんなでしてずっと忘れないでいてあげようね!




みんな

こんなブログを最後まで読んでくれてありがとうね!