さあて二日目。朝食は地下1階のブッフェで。地下とはいっても2面は屋外に面しているのでめちゃくちゃ明るい。玉子を野菜やベーコンなどと一緒に炒めてスクランブルエッグのようにしてくれるサービスがあるのだが、担当の若いシェフの手際が悪く、一人分に5分以上かかるので大行列に。一回並んでgetしたけど、食べる前に疲れた(笑)


トルコでは水道水は飲めないので、ミネラルウォーターが貴重。色々種類があったが、このSIRMAというのがコカ・コーラ系で一番美味しかった(値段も高いらしい。勿論ホテルでは無料だが、外では高級?)。最初は色々食べていたけど、トルコの料理は油っぽい割にスパイシーでなく、何と言ったらいいのか味の輪郭がぼけているというか・・で、段々飽きてきた(笑) なので、翌日からはフルーツ中心に。





8時半からオープニングPlenary。Plenaryというのは「総会」という意味で、全員出席のイベント。これは地下4階のGrand Ballroomで。このヒルトンはコンベンションセンターを名乗るだけあり、1000人が入るキャパのホールを完備。そこにデカいモニタが3つ設置されて様々なイベントが行われた。配偶者も遊びだけで来ているわけではないので(笑)、時々こういった会議に参加する。オープニングはトルコのリーダーのビデオによる挨拶と、事務所のグローバルCEOによる開催にあたってのお話。流石にアメリカ人はプレゼンがうまいね。


その後配偶者は市内観光へ。外国人と一緒では?と少し緊張していたのだが、蓋を開けてみれば国別で、日本語もできるガイドもつくという至れり尽くせり仕様(笑) ただ、日本人は男性は私だけで、別の意味で緊張(笑) でも、ミサキングは特殊スキル「女子会に溶け込む」能力を使った!




ほおら(笑) 違和感ナッシング♪ @ブルーモスク


観光はイスタンブールの定番、旧市街の三か所、ブルーモスク(スルタンアフメトモスク)、トプカプ宮殿、アヤソフィア。この三つは近接しているので、ホテルからバスで行ったら歩いて回る。


まずはブルーモスク。一番美しいモスクと言われているところで、現役モスクなのでドレスコードがあり、女性はスカーフ(貸し出してくれる)着用。ノースリーブとかもダメらしい。絨毯が臭い?らしく、白い靴下のようなものを配布され、靴下の上に着用(写真参照)。


江戸時代初期に建築されたブルーモスクは、世界で一番美しいモスクとも言われている。




6本のミナレット(礼拝の告知をするための鐘楼。現在はスピーカーで詠唱を流すようになったので意味合いは薄れたが)を持つ(4本しか映ってませんが)美しい外観。




次はトプカプ宮殿。ボスフォラス海峡とマルマラ海、金角湾に囲まれた小高い丘の上のオスマン帝国の君主が居住した。ちなみにガイドのムヒティン氏はアンカラ大学の日本語学科卒で日本語ペラペラでした。かゆみ止めのムヒと呼んでなどと(笑)




次はアヤソフィア。二度の焼失を経て、現在の建物は東ローマ帝国時代のもの(537年完成)。大聖堂だが、一時期モスクとしても使用された。現在は博物館となっており、勿論ドレスコードはなし。この日は休館日にも関わらず、うちの事務所のために特別に開けてくれたので、他に観光客がおらず、じっくり鑑賞でした。左手の足場は修復のためのもの。大天使の顔が漆喰で隠されていたり、モスク時代の名残もある(イスラム教は偶像崇拝禁止なので)。しかしこの巨大な建造物(高さ70メートル、直径30メートル超のドーム!)が飛鳥時代より前に建てられ、しかも現存していることが感動である。



この後、007のロシアより愛をこめての撮影でも有名な地下宮殿を見学し、ランチ。デザートにストラッチ(トルコ風ライスプリン)が出てその微妙な触感、いや食感に驚く。


ホテルに戻って16時15分からPlenary。コカ・コーラのCEO、Ahmet Bozer氏と事務所のCEOの対談。滅多に生で見られる人ではないので拝聴する。物静かな人で、淡々と世界経済やリーダーの資質などについてお話されていた。





19時半からはグランドバザール(トルコの有名な屋根付き市場)の一角を貸し切って!ディナー。商店街も開いていて、ショッピングもよし、写真のように料理もあちこちに用意されていて、ちょっとしたお祭りの雰囲気。ケバブやトルコアイス(のびます、のびます)などもあって、ビール片手に楽しいひと時。





いい気分でホテルに帰還し、すぐに眠りにつく。結構ハードスケジュールなんよね。