今年は個人情報保護が1問しか出なかったのが驚きでした。試験委員が変わったものの、ここまで激変するとは思いませんでした。条文を読み込んだ方、申し訳ありません。後は最後の文章理解が難問というかちょっと問題としての完成度が低い問題でした。政治経済社会は平易な問題も多かったので、足切りになった方は少なかったのではないでしょうか。

政治経済社会

問47A 問48A 問49C 問50B 問51B 問52A 問53C 問54A 問55B

問49は捨て問。なんでこんな問題を出すのか?行政書士業務に何か関連があるのか、出題者を問い詰めたい問題ですね。問50は個数問題ですが、できてほしい問題(アとイが正解)。問52はIMFとIBRDを逆にした人も多かったようですが、国際復興開発銀行という名称を知っていれば間違えないところです。略称と正式名称はセットで暗記。問55は肢2を選んだ人もいたようですが、街頭演説などが前日の20時までという常識から、当日に更新はできないのでは?と連想してほしいところ。問53はアメリカや東京の人口は減少してないことを知っていればできる問題ですが、やや難しいかな。


情報通信・個人情報保護

問56A 問57A

住民基本台帳カードについては講義でもふれたところですが、実務ではあると便利なので、是非作っておきましょう。問57は拍子抜けするほど簡単でしたね。


文章理解

問58A 問59A 問60C

昨年同様、問58と59は基本。問60は予備校でも当初は解答が割れた難問というか悪問。肢4でも意味が通じてしまいます(肢2の方がベターな気はしますが)。これはできなくても仕方ないと思います。

Aランクだけで8問あります。もし足切りになってしまった方は来年は少し対策を強化した方がいいですね。