福岡2区選出 自民党 鬼木誠氏
HP
http://www.onikidon.com/
衆議院 消費者問題特別委員会 自民党 鬼木誠の質疑(風評被害、放射能汚染)
3分28秒ごろ
「
食品の放射性基準が厳しすぎることによる、風評被害について
質問をいたします。まず、3.11東日本大震災の前 食品の放射能汚染
については、原子力安全委員会策定の飲食物摂取制限に関する指標
という基準がありました。3.11震災直後に厚生労働省はこの指標を
じゅんようして暫定基準値とし、この数値を上回る食品については
販売等を禁止してきました。ここでの数値は年間5ミリシーベルトを
上限とするという基準だと思われます。所がその後、当時の小宮山厚労大臣
政治主導の名のもとに食品中の放射性セシウムの線量上限を
年間5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げました。
この基準の引き下げによって、基準値以上の放射線量値を示す
食品がたくさん発生しまして、そして発生するごとにTV、新聞で
ことさらに危険な物として取り上げられ、消費者の不安心理が高まり
野菜や魚の生産者は、安全である食品まで売れなくなる。
そうした風評被害で苦しんでいるという状況が続いております。
~省略~
6分39秒ごろ
この国際基準がコーデックス委員会という委員会で定められたとされる
年間被ばくの許容上限。それが年間1ミリシーベルトという基準があるそう
なんですが、ところが、コーデックス委員会EUでは全食品で放射線の
汚染という割合を10%として計算してある。
ところが日本の個別の食品に至る基準が出来る際には、全食品の放射能汚染
している割合を日本は50%の食品が汚染されていると設定しているので
ヨーロッパより5倍高い厳しい基準が今設定されているということに
なっているわけなんですね。
当時の枝野官房長官もですね。新基準の前の暫定基準の段階で暫定基準値を
超えたものを口にしたとしても健康に影響は与えるものではないと消費者に
冷静な対応を求めていらっしゃったわけですね。
ですからさらに厳しい基準が設定されて、消費者が不安になる
生産物が売れなくなるという状況が非常に混乱しているわけです。
そこで厳しすぎる基準が不安を煽り、風評被害を誘発しております。
安全を唯一絶対なものさしとし、絶対安全を目標とするのなら
目指す所は限りなく0ベクレルとなってしまいます。
それでは世の中が成り立たない。世の中は安全という尺度だけでは
法制されていないわけです。被災地の農家は、生きていくために
生産をし、販売をしてゆかなければなりません。
食べても健康に影響がない食品が販売できない。基準値以下の農作物
風評によって売れないこういう現状は是正しなければならないと
考えます。食品の放射線の基準値については科学的な根拠に
基づいて安全性を確保しつつ、経済や国民の安心にも配慮した
物にならないと考えます。」
「安全を唯一絶対なものさしとし、絶対安全を目標とするのなら
目指す所は限りなく0ベクレルとなってしまいます。」といっているが
原発事故前の放射線量は、1Bq/kgを超えているのはまれです。
文部科学省の調査結果が保存してある環境放射線データベースに
検索すればわかります。実際に2000年と2002年を検索しました。
ソース 環境放射線データベース
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/top.jsp
それと平成9年に食品や土壌などに含まれているセシウム137の量です。
土壌は平均 17 Bq/kg。
日常食は平均 0.018 Bq/kg
米は平均 0.024 Bq/kg
牛乳は平均 0.01 Bq/kg
野菜 根菜類は平均 0.016 Bq/kg
葉菜類は平均 0.032 Bq/kg
茶は平均 0.45 Bq/kg
魚類は平均 0.11 Bq/kg
貝類は平均 0.023 Bq/kg
海藻類は平均 0.021 Bq/kg
ソース 31ページから
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/08/ers_lib/ers_abs40.pdf
消費者は、1Bq/kg以下の食品を要求するのは当然の行為だと言える。
基準値以下でも毎日食べると害が出ます。
1日 10Bqのセシウム137が含まれる食品を1000日間食べた場合のグラフです。
ICRP(国際放射線防護委員会)の論文です。
ソース
http://trustrad.sixcore.jp/biokinetics.html
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