寒い日に温かい いい映画だった~♥

ちょっとネタバレ含みます。






半世紀生きてその半分を一緒に過ごしてきた宮本さん夫婦。
1人息子が結婚して家を出て……

そんな時暗夜行路から出てきた奥さんの書いた1通の離婚届から始まる話。

いつも何が正しいのか迷っていてファミレスでメニューも決められない優柔不断な宮本さんは、こんな時どうするのが正しいのか答えが出ないまま奥さんにそれの意味を問いただせず。
奥さんは少し前からダンナが料理教室に通い始めた事に不安を抱いていて。

そうしてなんかギクシャクしていくふたり。

そこに絡まる教え子のちょっと複雑な家庭問題。

教え子の事に首を突っ込んでるうちに気づく大切な事。

「正しい事同士はぶつかり合うけど優しい事は二倍になる」

いい言葉だわ~♥

なんかさ、半世紀も生きてると、そして長い間夫婦してると、色んなことが当たり前になっちゃってちゃんと言葉にするのが恥ずかしかったりするのね。

例えば奥さんは家事をするのが当たり前、ダンナは一生懸命仕事して稼いでくるのが当たり前。
私が映画を見るお金も服や本を買うお金もダンナが頑張ってくれているからこそだし、ダンナが遅くに帰ってきても温かいご飯が食べられるのは私が頑張っているからなんだけど、それが普通と思ったゃうんだよね。

でもそれじゃアカン、ちゃんと言葉に出さないと!感謝と優しさを添えて!!
って強く思いました。
「死ね前に最後に食べるのはお前の味噌汁がいい」って言われたい~♥

なんかね、見終わって忘れてたこと色々思い出した感じでした(*´ω`*)


他にも宮本息子のお嫁さんが言う「掛ける言葉が思い浮かばなかったらギュと抱きしめちゃえばいいんです!それで何言われても女はOKだから」って真理だなと思ったり。
男女間だけじゃなく、親子も友達もハグは大事だと思うわ。


ところで……
私の大好きなの佐藤二朗さんなんですが。
宮本さんの料理教室仲間に菅野美穂さんがいるんですが、旦那さんと上手くいっていないって設定故か表情のない役なんですよ。
昔でいう能面って言うか……。
で、すぐ浮かんだのがA-studioで二朗ちゃんが言っていた「うちの嫁は埴輪」なんだけど、なんと菅野美穂の旦那さんが二朗ちゃんだったん。
思わず吹きそうになったよ∵ゞ(≧ε≦o)
すぐに笑うシーンになったから私も笑いましたが前述の理由7割演出3割でした。

そうなの、笑っちゃうシーン結構あってあちこちでクスクス アハハと楽しいシアターになってました。

あ、あとひとつ……
家庭問題の男子学生が「真田丸」で息子を演じてた子で、真田丸の時は気づかなかったんだけど学祭服着てて「あ、家族ゲーム(@櫻井翔)の子だ」って、
服でイメージって変わるんだね。


今日はいつものミルクティーとトマトソースパスタ食べてきたの。
今日娘おらんねん、ネズミの海に卒業旅行行ってるから。
なので映画終わりに昼と夕飯兼ねて食べてきました。
朝昼食兼用だとブランチって言うけど、昼夕食兼用はなんて言うのかな?

ランナー???