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夏です。
リンが扉を蹴り、穴を開け…
あーたんが涙を流した日。
何とか仕事が終わり…
午後、愛犬のお散歩に出ました。
その日は不思議なことに
いつもと違うお散歩コースを
早歩きで行きます。
珍しいな
汗だくになって
引っ張られて行きました。
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知り合いの経営する
パン工場に差し掛かると
我が家と親しい
ご夫婦が手を振っていました。
ママさんとは特に仲良しです。
用があって
パン屋さんに来ていたようです。
そこで学校から電話。
担任の先生です。
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先生
「お母さん、今大丈夫ですか？
あーたんのことでお話がしたくて。
お電話出来ますか？」
夏
「時間は大丈夫なのですが…
犬の散歩で家から離れてて
落ち着いて話したいので
すぐ家に帰り、
折り返しお電話します
」
」先生
「放課HRまでしか時間がないので
後30くらいなのですが大丈夫ですか？」
夏
「わかりました！
急いで家に帰ります」
」ああ…どうしよう！
家まで1キロ以上は確実にある。
散歩ペースで行っていたら
確実に間に合わない。
愛犬を抱き抱えて走って
家に帰るしかない
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すると、
仲良しのママ友あいちゃん(仮名)が
「大丈夫？何かあった？」
夏
「学校から電話来て…
あと30分以内に電話しなきゃ」
」ママ友あいちゃん
「早く車に乗って！家に送るから！」
あいちゃんは
天使みたいな人だと思っていたけど
やっぱり天使だった…
リンの発達障害のことも知っているし
あーたんの苦悩も知っている。
いつも優しく話を聞いてくれる。
その日も短い時間で話したけど
テンパってて、上手く話せない。
とりあえず、玄関でお礼を言い
先生に折り返しのお電話が出来ました。
あいちゃんには、後から
詳しい事情をLINEし、お礼も伝えました。
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今、考えてみると
なぜ…
愛犬がいつも行かない散歩コースを
ぐいぐいと
早歩きで行ったのか？
あーたんが一番大好きな愛犬が
あいちゃんに会わせてくれる為
愛犬の第６感で
あの散歩コースを
行ってくれたのだと信じています。
そして…
わたしのワケのわからない話を聞いて
慰めてくれ
事情を理解し
家まで送ってくれた
大好きなあいちゃんには
涙が出るほど
感謝、感謝、感謝
(翌日、あいちゃんに
お礼を持っていきました。)
先生にも感謝です。
先生と話したことは続きます。
あれから、愛犬は一度たりとも
パン屋さんを通るコースに
お散歩に行っていません。
やっぱり不思議！
続く
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いつも、ありがとうございます。皆さまが今日も明日も
笑顔ある一日になりますように
よろしければ応援お願いします
＊おしまい♪
でんでん♪でんでん～♪＊