昨日、今日と札幌で開催された「日本顕微鏡歯科学会第13回学術大会」に参加してきました。
大学時代の福岡の大学のラグビーの先輩や、著名な先生方にお会いできました。学会の候補地として札幌は人気の場所の1つです。みなさん、ジンギスカンや、ラーメンなど北海道の食も堪能してました。
この学会に所属している先生方は、歯の保存を考えている意識の高い先生ばかりで非常に共感が持てます。
マイクロスコープを購入するには非常にお金がかかります。何百万円。そして、使いこなすには訓練が必要です。そのため、日本の歯科医院での普及率はわずか5%です。
お金と手間、いろいろなテクニックを駆使して歯の保存に全力で取り組んでいる姿勢をみると、見習うべき点が多く非常に勉強になりました。
「治療中の歯の神経をとるか、とらないか
歯を保存できるか、抜歯にするか」
先生によって、病院によって全く違います。赤ちゃんと大人ぐらい治療技術の差があるかなと改めて実感しました。
当院でも顕微鏡(マイクロスコープ)を使った治療を行っていますが、処置に時間もかかるのでなかなか混んでいる時間には使えていないのが現状です。すこしでも多く使っていけるように、システムを変えていこうと思います。
土日診療をしていると、なかなか学会や講習会に参加できないのですが、久しぶりに参加できて刺激的で有意義な2日間でした。