東京は梅雨が明けました。

平年よりも22日早いと、ニュースは伝えていました。

毎日、カンカン照りで7月も終わり?くらいの感覚の日々です。

大雨の心配のある地域もあるし(どうか、気をつけてくださいね)、関東も早すぎる梅雨明けで、ちょっと水不足の不安も出てくるなーとかありますが、長そうな日本の夏、今年も味わえたらいいなぁーと思います。


妹が手がける浴衣 を着て、青山へ。

この浴衣、一見地味なのだけど、着ると品があって、大人にちょうどいい可愛さもプラスされます。

近所の呉服屋さんで着付けていただいたら、とても綺麗に着せてもらえて、着崩れせず、すごく良かったなー。



えりのぬき方や、帯のバランス、横からも綺麗。

ショートだけど、涼しげに見せたかったので、おでこを久々に出しました。
軽く巻いて、ピンで留めてます。

リップはツヤのあるベリー色を。
浴衣がシックなので、色味は強くても、それぐらいがちょうどいい。



岡本静香ちゃんと旦那さんのはじめちゃんと、よく会う3人でみんな浴衣姿で集合。

静香ちゃんの涼しげな白の浴衣、彼女の雰囲気にとても似合ってたなー。



この日の目的はここ。



郡上おどりin青山へ。





岐阜県郡上八幡市。

山に囲まれた、緑あふれる土地には、美しく清らかな川が流れて、人々は水と生きています。

城下町の風情がそのまま残り、石畳に、町中を流れる水路には飲み物やスイカが冷やされていたり、井戸が至る所にあって、みんなそこで水をくんだり、飲んだりするんです。


初めて訪れた3年前、その町並みと景色と残る文化に感動して、郡上八幡という場所に惚れてしまいました。






ここで、夏の間1ヶ月近く続く郡上おどり、日本3大おどりのひとつと言われ、33夜連続は日本一のロングランの盆踊りなのだそう。


人々のおどりの輪の中には、櫓が立ち、そこで演奏される音色も歌も全て生演奏。

クライマックスのお盆の時期には、徹夜おどりと呼ばれ、夜が明けるまで続くんです。





郡上おどりは、見るおどりではなく、踊るおどりと呼ばれ、誰でも参加出来る盆踊りなのだそう。

地元の方は男性も女性も粋に浴衣を着て、下駄を上手に鳴らし、クッと腰を入れてキレよく踊ります。

ここでは観光客だって、みんなで踊っていい。

上手い人の踊りを、見よう見まねして、踊っていくうちに、なんとなく様になってくるのも楽しいんです。


夜の町に、お拍子や笛の音色、歌声と下駄の音、人々の活気ある笑い声が夜通し響きます。

そんな郡上おどり、思い出して、いま綴っているんだけど、数年前のことなのに、あの町並みも賑わいも、思い出せる。





東京の青山でも本場より一足早く味わえるのが、郡上おどりin青山でした。


規模はもちろん本場よりも小さいけど、地元を愛する人たち、地元じゃなくても郡上に魅せられた人たちが集い、みんなで踊ります。




踊ってるうちに、浴衣の中は汗だく。

疲れたら、輪からはずれて、涼みます。




ビール飲んだはずなのに、全然酔わない!くらいよく踊り汗をかきました。





ワタシにとって大切な思い出の場所。

しばらく行けなくても、きっと忘れない、大事な場所。


郡上八幡での思い出が、東京でも蘇って、笑って汗かきながら、その時の2人と楽しめたこと、なんか幸せでした。


今年の夏も、きっと郡上の夜は熱い。


日本の熱くて美しくて活気のある伝統。


ずっとずっと残っていきますように。


ワタシもいつかまた踊りに行きたいな。









みやれ