こんにちは。
小野美世です。
先週、突然インフルエンザにかかりまして、しばらく静養しておりました。
いやー、久しぶりのインフルはきつかったです。
手洗いうがいが甘かったみたいです😅
子どもの学校でも学級閉鎖になってたりしますね、皆様も無事にお過ごしください。
さて、そんな中、今月の質問dayにもお申し込みいただいております。ありがとうございます!
今日はこちらの記事を更新します。
(2021年8月26日の記事を再更新しています)
夫に対して、関係をよくしたいなんてもう思えない。
夫に対して、何かしようなんて気になれない。
本は読んでみたけど、ブログも読んでいるけど、頭には入ってくるけど、心が動きません。
そんなふうに、ご相談の中で言われることがあります。
きっとこれまで、ご本人はそう感じてなくても、いろいろな方法を試して、いろいろな言い方を試して、いろいろな心の持ち方を試してこられたのかなと思う。
でもどれもが「うまくはたらく」ことはなくて、どっと疲れてしまった。
心の中に溜まってきた疲れを、もう誤魔化せなくなってしまった。
そんな状態なのかなと感じることがあります。
そんな方たちが、一番欲している言葉って、こんな言葉なのかもしれない。
「もう十分がんばったと思うよ」
「もうこれ以上できることないくらい、十分やったと思うよ」
「もうそのことについて、これ以上何かしようとしなくていいよ」
実はご相談の中で、この言葉たちは非常によく登場する。
そして、お相手の方の文字から、ほっとした様子が伝わってくることがある。
考えてみたら、こんな言葉を、第三者からはっきりとかけられることなんて、日常生活でそんなにないのかもしれない。
夫婦関係というテーマはどうしても身近な人に話しにくい。
自分の心が疲れきっていることを自覚しているのに、頭の中にはこんな声たちが自動的に回りだす。
「まだ、何とかなるんじゃないか」
「自分が気づいていないだけで、他のやり方があるんじゃないか」
「自分のやり方が悪いだけなんじゃないか」
「専門家から見たら、粗だらけなんじゃないか」
周りからこんなことを言われるんじゃないかと思ってしまう。
「子どもたちはどうするの?」
「あなた次第なんじゃないの?」
「あなたがもう少し我慢すればすむ話なんじゃないの?」
そして、心の底には、自分に対するこんな気持ちもあるのかもしれない。
「こんなくらいでよくやったと認めちゃいけない」
「だって、そもそも私が至らないから」
「私のやり方が、何にしても下手だから」
「もう十分やったと思うなんて、逃げなんじゃないか」
そんなことない。
そんな厳しい目ばかり、自分に向けるのをやめてもいい。
厳しい目はもう自分に向けられるのだから、もう少し、もう少し、優しい要素を入れてもいい。
「もう十分やってきた」
そんな目で自分のこれまでの行動を見てみると、
そう言えば、あれもやった、これもやってみた…といろいろ出てくるはず。
これは、夫婦関係だけじゃない。
育児でも
お仕事でも
付き合っている彼との関係でも
家族との問題でも
自分が自分に、どんな視線を向けているかは、意外と同じだったりする。
「もう十分がんばったと思うよ」
「もうこれ以上できることないくらい、十分やったと思うよ」
「もうそのことについて、これ以上何かしようとしなくていいよ」
そんな視線も、自分を見るときにぜひ加えてみてほしい。
不思議なことに、「もうこれ以上ないくらいがんばられたと思いますよ」とお伝えした方ほど、自然に「その先にすること」を見つけていかれる。
まだ、夫に頼れることがあったり、これならできるということが見つかったりする。
そもそももう何もしなくてよかったと気づかれる方もいる。無用な期待がなくなる方もいる。
もちろん、心晴れやかにお別れの方向に向かう方もいる。
その結果、自分に対して「ほっとした感じ」がより手に入る。
本当に、不思議^^
あなたの心が穏やかに
満たされる一日になりますように。
いつもつながってくれてありがとう。
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