私、数多くのミュージシャンの中でも、ううあさんが一番好きなのです。
キヨシローもスター。とにかくスター。ほんとにスター。
で、「RCの曲を何か歌ってくれないかなあ・・・」って願っていたら
この超名曲を本人と同じバックバンドでやってくれました。
因みにストーンズの『Miss You』も、他のバンドでカバーして女性が歌っているのを聴きながら
「コレ、ううあさんが歌ってくれても相当カッコイイだろうな~」
と思っていたら、数年後、日本人達によるストーンズカバー企画アルバムで、
ちゃんと、思っていたこの『Miss You』という曲で、実現しました
さすがにちょっと自分でびっくりした。
歴史的なこのライブ↓(色々凄すぎて失神するかと思った)の後に打ち上げで
「これだけ好きだから、どこかで必ず普通にお会いできると思っていました」
「・・それが今なのね」
とお話させてもらえる機会がありました。
差し入れと(直接手渡せなかった場合に読んでほしかった)小さなお手紙も渡せて。
その後に会えたのは共通の友人のお通夜。
ちゃんと私の事を覚えていてくれて。
冷たくなってしまった友人が眠るベッドの横で、ずううううと泣きじゃくる私の頭を
そっと「よしよし」してくれました。
自宅の中に入りきれない様々な友達が皆しばらく外に座り込んで過ごしていて。
「(亡くなってしまったミュージシャンの演奏が)もう聞けない!ちくしょおー!」
と切なく嘆く男性の横で、
空の綺麗なお月様を見上げたままの彼女は普通に
「聞こえるやん」
と言って。
「・・・・・・・・・」
そこにいた皆が、秋の風のささやきの音と、
亡くなった彼女の奏でる美しい旋律を確かに耳にしていました。
悲しい悲しい夜の、とてもあたたかだった瞬間でした。
そして、その後、私が地元に帰って来てすぐにあったイベントのゲストだったので
「ふっふっふ」と。自分の引きの強さにほくそ笑みました。ナイスな偶然。
勿論その時も、一瞬で差し入れとお手紙だけ渡させてもらいましたが覚えていてくれましたよ。
さすがに「なんでここで?」ってびっくりしてたけど。
今年は、(今年も)ライブでは観られなかったけどCDを聴きまくりました。
歌声更にとんでもないことになっています。・・・もってかれます。
来年もきっと。
私は、同じ時代を生きて、この人を見ていたい。
がんばろ。