タンタンについて淡々と語る | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。

photo:Adventure under the Rain! by merlinprincesse

きょうは昨年の暮、お正月映画として公開されたスピルバーグの«Les Aventures de Tintin»『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の仏語吹き替え版の予告編をご紹介します。

CGを駆使して作った、かなり実写に近い3D映画です。

冒険ものや3Dにはそれほど興味はありませんが、タンタンは好きなのでアップしました。音楽がなかなかかっこいいです。

タンタンの作者、Hergé エルジェはベルギーのブリュッセル出身ですので、オリジナルのコミックスはフランス語です。


   コミックスの一例


原作を英語の翻訳で読んだことがありますが、漫画なのにふきだしにものすごく文字がたくさん入っていました。ちびまる子ちゃん以上です。まんがだと思って読むと疲れますが、本だと思えば楽でしょうか。

ちなみに、Tintin は英語圏ではティンティンなので、初めて聞いたときは、軽いショックをうけました。ティン⇒tin で缶詰の缶です。

私は、タンタンの飼っている犬が好きなのですが、オリジナルの名前はMilou。

日本では英語名のSnowyで通っているようです。
Milouは mi-loupで 「半分、オオカミ」という意味だと聞きました。

この犬は、かわいいだけでなく、ひじょうに賢く、勇敢で、タンタンの危機を何度も救っています。

ずいぶん前に、タンタングッズの店で、この犬のぬいぐるみを買おうと本気で思いましたが、けっこう高いのでやめました。

これ↓(店にリンクはってあります。)
12センチ いろいろなサイズあり。
12センチ、ミルー


では、予告編です。

Les Aventures de Tintin : Le Secret de la Licorne (2011)



<トランスクリプション> こちらは、「フランス語脳プロジェクト」の受講生仲間のScoubidouさんから教えていただきました。
 ↓↓↓
Je ne crois pas que vous vous rendiez compte que vous allez au devant de grands dangers.
Regarde-ça. La Licorne ! Quels secrets renfermes-tu?
Comment as-tu pu les laisser filer?
Ce jeune homme, comment s’appelle-t-il?
C’est Tintin!


<大ざっぱな訳>
どれほどの危険が待っているのか気づいてないようだな。
これを見ろ。ユニコーンだ。
どんな秘密を隠しているんだ?
どうやってやつらを逃したんだ?
この少年、名前は何だ?
タンタンだ。


<単語メモ>
que vous rendiez ← rendre の接続法現在
se rendre compte de qc ~に気づく

licorne ユニコーン

renfermer 閉じ込める、しまい込む、心に秘める

filer (話)急いで逃げる


去年の10月下旬にこの予告編を見た時、私、最後のTintinしか聞き取れませんでしたし、スクリプトを教えてもらっても、意味が全然わかりませんでしたので、訳そうとも思いませんでした。

けれども、今聞いてみたら、かなり聞き取れました。現段階で全く聞き取れなくても、半年ぐらい学習すれば、この程度は聞き取れるようになりますので、がっかりしないでやってみてください。




※情報満載、本やグッズの店もはこちらから。
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Les Aventures de Tintin : Le Secret de la Licorne







2011年10月23日に書いた記事に大幅に加筆しました。