やちむん通りの妖精を
私はわすれない。



 


野生の街ガイドおじさん
さくらは見たか?と聞かれ
面白そうなのでついて行ってみた
私は1人、なぜかこわくない。

おじさんは人ん家に生えてた桜の木を
指さして教えてくれた。

隠れシーサーを知っているか?と聞かれ
地面の隠れシーサーを全ておしえてくれた。




葉っぱをちぎり取って
嗅いでみろといわれ嗅いでみたら
シークワーサー の香り
シークワーサーの木、初めてみた。


 


花も木々も虫も詳しいおじさん。
いつ解放してくれるかな?と様子を見ていたら
突然人ん家に入るおじさん。

人ん家っぽいお休み処で
月桃餅をご馳走なった。


 


お休み処のおばちゃんに
おじさんについてくる子は珍しいと驚かれた笑
たくさん沖縄のことを教えてくれた。
ここ最近はずっと雨だったみたいなのに
私はやっぱり晴れ女だと思った。




 



わたしが野球のキャンプで

沖縄に訪れたと話すと

野球の話で盛り上がった。
おじさんのお友達が張本さんの
ホームランポール持ってるらしい
孫は8人いてみんな女の子。

また家族をつれてきます!と約束した。
おばちゃんは
じんじんはお金という意味ではなく
ほたるの意味のほうと強くいってた。


 


私が絶対買ってこいと言われた。
じーまーみー豆腐の店まで連れてってくれた。
猫も通らないような裏道通って。笑

商店街を歩いてるだけで可愛いと言われた。
何処からきたの?白い、雪のようだと。
気分が良かった。きっと朝からワインを飲んだせいだ。

商店街をおじさんと歩いてたら
スタンプおしとけって言われた。


 


あそこはむつみばしどおりというのか。
私をもてはやしてくれた通りです。愛しています。

次の行き先、
首里城までの行き方とバス停を教えてくれた。
最後までついてきてくれた。
こんなに面白いのに
なぜカメラは回ってないのか、
めっちゃ親切なおじさん。
名前も聞いてないし、名乗ってないけど
それが心地よくて

この出会いを宝物にして大切に
していきたいと思いました。
ありがとうおじさん。
一生忘れないよ。


やちむん通り〜国際通りの妖精


 




〜つづく〜




おじさんとみた桜より
綺麗な桜をみつけたので
のせておきます笑



 



たなみん