※注意事項

当作品はエロゲーですが、

私個人としましてはストーリー重視の作品なので
エロゲーという認識はほぼありません。

 

濃厚なミステリー作品として気に入ってのレビューなので、

エロシーンに関しては画像などを貼って

紹介するつもりはありませんので悪しからず…。

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☆大まかな前置きストーリー

他の街とは類を見ないほどに異常犯罪率の高い白織市
あまりに多くの猟奇犯罪が起きるこの街では、
警察署内に異常心理犯罪対策班を設立し、
有望な学生を極秘裏に学生捜査員として起用することにした。

優秀とはいえ一学生に異常犯罪の捜査をさせることは
世間体に問題があるとされ、一般には伏せられていて、
市立白織学園ではカモフラージュとして

昆虫美食部、通称「ムシクイ」という名の部活動という形で、
異常犯罪の捜査に協力することになった。


昆虫美食部という部活名称は、
他の学生が近寄りたくないと思わせる心理的バリアーであって、
部員たちは昆虫を食べているわけではありません。


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というわけで、ムシクイメンバーの紹介から。
本来なら主人公からの説明が妥当ですが、
特殊能力の説明があるのであえて後ろに回します。

 

☆桐生梓

白織警察署の特殊部署「異常心理犯罪対策係」の一員

(元・科警研の捜査官)で、
昆虫美食部「ムシクイ」の顧問として白織学園に出向。
警察部署と学生捜査員の橋渡し役、
才能はあれど未成熟な学生たちの指導などを請け負っています。
表向きは教師として赴任しているため、

授業では現国を担当しています。

後述する九重透子とは学生時代からの知人。



☆氷室千歳

白織学園3年生。

文字情報の暗記力に特異な才能を持ち、

過去の事件を脳内にインプット。
情報を分析し、事件の行く末や犯人の人となりを推理、
プロファイラーとして捜査に協力しています。

反面、育った環境ゆえに(氷室千歳ルートにて説明します)

自身の感情を他者に表現したり、

他人の感情を理解したりする能力が欠落しており、

そのことで本人も陰を持っています。

 



☆早乙女羽矢

白織学園1年生。

小柄な体格ながら桁外れの身体能力を持ち、
大の大人ですら制圧する脳筋女子です。

ある経緯から犯罪者を異常に憎んでおり、

(早乙女羽矢ルートにて説明します)

犯罪都市である白織市内で勝手に自警団気取りで
現行犯を私刑にするということを繰り返していました。

暴走っぷりに危険と判断し、管理および犯人制圧時の
戦闘要員としてムシクイの部員に招き入れています。
 

 


☆天童優衣

白織学園2年生。

ムシクイには入部したばかりの新鋭。
おっとりした性格で事件や犯罪には不向きと思われがちですが、

共感能力に長けていて、相手のちょっとした言動や仕草から

その相手の深い心理を見抜く力、

事件の被害者の死体から犯人がどういう経緯でその犯行に

及んだのかを見極める力があります。

 



☆遠野圭介

主人公、白織学園2年生。

最古参の学生捜査員で、現在のムシクイのリーダーを務めています。
他の部員とは異なり、ある超能力を持っています。

『バタフライシーカー』
触れた物に残る記録の残滓を読み取るサイコメトリーに近い超能力で、

遺体の一部に触れることでその人物の死の遠因となった事柄

幻視することができます。

遺体の一部であれば何でも幻視可能。
白骨死体であったり、切り取られた体の一部位であったり、
髪の毛の束であったり、火葬後の遺骨でも問題ありません。

ただし、制限があります。
一人の人物の遺体から幻視できるのは1つの出来事のみ。
たとえばバラバラ死体の頭部が見つかったので幻視し、
次に足首が見つかったので再度幻視しても、
別のシーンが見えることはなく、

最初に見たシーンが繰り返されるだけ。

幻視で見える映像はあくまで死の遠因であって、
そのほとんどが日常的な行動であり、
事件解決のヒントに繋がりにくい出来事がほとんど。

 

ほんの些細なきっけかが後に大きな現象を生み出す、

蝶の羽ばたきが地球の裏側で嵐を起こす、

バタフライエフェクト(バタフライ効果)にちなんで、

この能力名がつけられています。


幻視できる映像があまりに抽象的すぎるため、

単体の事件ではほとんど機能しない能力ですが、

同じ犯人による連続殺人などでは、
その被害者たちの死の遠因の共通点を見出すことで
絞り込める可能性が出てきます。


そこからは推理が必要になりますが…。

後述する九重透子との関係性については、
顧問の桐生梓のみが知っており、他の部員には秘匿しています。

 

 

 

☆深瀬綾人

主人公・遠野圭介のクラスメイトにして悪友。

 

実家は金持ちですが父は息子に関心がなく放任主義、

本人もそれを気にすることなく自由気ままに生きています。

母は数年前に離婚の上、死別しています。(これ重要)

 

重度のシリアルキラーマニアで、

白織市で起きる猟奇殺人事件に強い興味を抱き、

色々な情報を集めては遠野圭介に話題を提供してきます。

 

なお、ムシクイについては普通の部活と思っていて、

遠野圭介が学生捜査員であることは知りません。

 



☆九重透子

主人公の義理の姉。

遠野家の遠縁で両親の死がきっかけで遠野家に引き取られ、

短い期間ながらも姉弟として育ちました。


6年前に僅か2ヶ月で15人もの犠牲者を出した

連続刺殺事件の犯人です。

被害者たちの年齢や性別はバラバラですが、
平均20カ所の刺創を負わせ、失血死させていることが共通項目。
遺体の口の中にレースで編んだ蜘蛛を入れる
という署名的行動があったことから、
『蜘蛛』という異名をつけられています。

 


最後は自宅に事情聴取に来た警官を殺害し、
自ら通報したことにより身柄を確保されました。

 


逮捕後、心神耗弱状態が認められ、死刑判決は下されず、
現在は白織市の精神障害犯罪収容所に収監されています。

サイコパス特有の知能の高さを持ち、
時折、義弟の遠野圭介が捜査に関与している事件の
解決のヒントを授けてくれます。


というわけで、今回はあらすじとキャラ紹介だけ。
次回からはストーリーについて語っていきます。

 


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