少しでも長く一緒にいたい

まだ逝かないでと思っていたはずなのに


いつしか

穏やかに逝くということについて

調べる自分がいました


枯れるように逝くこそが

穏やかな死だと

余分な点滴による水分は

身体の負担になることもあると

この足を見た時に後悔がつのりました


2/17

立てなくなって

オシッコが出なくて

急性腎不全だと苦しむかもと病院へ行ったら

まだ刺激だけで(圧迫でなく)オシッコが出たのに

連日の点滴


病院から帰ってきて

むくんだ足をさすりながら

膝の上で一緒に日向ぼっこしていた時

カーテンの向こうに

嘔吐の後を見つけました

内容物で2/16の昼以降

夕方の通院時、嘔吐は無いと言っちゃった

もう消化すらできてない

しかも茶色の液体(乾いてカピカピだったけど)


夜、一緒に寝ようねと言って

寝る前に飲ませた水も全て吐いてしまった時も

茶色の液体


胃なのかな

出血してたのかもしれない

そりゃ食べたくないわな


朝方、荒い呼吸なので

何度も身体を触ってたら

あれ?熱い

熱が出てきた??と思ったら

失禁してました


でも、出たらスッキリしたのか

少し呼吸が穏やかになりました

やっぱり我慢してたのかも


亡くなった後に撮った写真

穏やかに微笑んで見えます


きっと苦しみから解放されたんだと

素直に思えた

目を閉じさせても開いてしまうのは

最後にみんなを焼き付けてるんだよって


すっかりピンクになっていた肉球も

ところどころブチが戻ってきてました



亡くなって、最期の夜は

私の布団と娘②の布団をくっつけて

真ん中で一緒に寝たんだよ

翌日の旅立ちにそなえて