同僚ジジイ「もぐ、お前はなにすんねん。」

なにその大雑把な質問。
そうやな、地球平和と人類の未来のためにできることから一つずつ…、

同僚ジジイ「ちゃうわ、ドアホ。今度の旅館での宴会、何すんねんって話や。」

ん?、ああ、あんなんカラオケ2曲ぐらい唄っときゃいいんちゃうん。

同僚ジジイ「あかん、あかんで。すでにノッポとハゲはネタ仕込みに入ってるし、
なんか一発芸やらんといかんで。

いや、おたくもハゲてまんがな。

同僚ジジイ「殺すぞ、ボケ。で、だ、オレはギター弾き語りするから、お前もギターやれや。」

はああああ?。
ギター弾くとか正気の沙汰じゃね~だろ。
大体アレは塗るもんだ。
それにオレ土日とも会社泊まりやで。
それで月曜本番って、いつ練習すんねん。
今年は「風とロック」行けねえってブー垂れてたの知ってんやろ。
まあ実はそれより「The birthday」の郡山ライブのほうに気持ちは動いてたがな。
結局行けんが。

同僚ジジイ「じゃ、決まりな。でわ、当日」

おい、ハゲェェェェェ~。

マジか。
人前で演奏すんの何年ぶりやねん。
は~、どうしよ。

で、月曜早朝仕事終わる。
ネタ仕込むにしろ、こんな早朝やってる店は万sai堂(旧万代書店)しかねえな。
ん~、スコア見ててもイマイチピンとこんわ。
なんでこんな田舎の店にスティングレーのベースが一杯あんだよ、怖いよびえ~ん(←なんで泣くねん)。

結局家に着いてもた。
本番まであと数時間しかない。
だがとりあえず寝よ。

…zzz。

…ふがっ。
さあ、家を出るまであと1時間(←寝過ぎだろ)。

ここまで切羽詰まると、やることといったらアレしかねえな。
それに決まっとる。
ももいろクローバーZに決まっとる。
(↑いやもう予想通り)
今オレの体に染み付いているロックはももクロしかない(キリッ。

曲何やろ。
まあ演れて2曲だろうし、「行くぜっ!怪盗少女」と「ピンキージョーンズ」やな。
ギターネタなら、もっとギターオリエンテッドな「猛烈宇宙交響曲第七楽章 無限の愛」だったり「黒い週末」だったりのほうがと思うかもだが、唄って踊って弾くんやで?。
まあムリやな。
ってんで即決。

軽く一回やってみっか。
ぐはっ。
いやよ~、アンプ一式持ち込むのはドン引きだろうから、アンプ内蔵のキングVを引っ張りだしたら、やっぱ普段からディストーションブリブリ、サスティーンウォンウォンで弾いてちゃあかんね。
下手に聴こえる。
(↑いや実際下手なんだろ)
もう一回言う、あくまで、
下手に聴・こ・え・る。
(↑だから下手なんだろ)

ん~、あとは普段弾いてるハードコアバージョンじゃ、怪盗の「む~げん~に」のトコは弾いてなかったから、そこのコードチェックと、PJはアラビア音階をどうすっかだな。
弾いてもええけど歌が唄えん。

あとは元キーで唄うとギターとのオクターブの差になんかフワフワするわ。
オクターブ下で唄いたいトコだが、ここは譲れんか。
女性ギタボーって実は大変だな。

よしっ、ええか。
でわ、寝るぞ(←おい、時間)。


クソッ、着いてもた。
フロント軍団「いらっしゃいませ~。」

ブホッ。
なんかすげ~豪華な旅館じゃねえか。
ギター担いでタオル首に巻いて、プラプラ入っていい旅館じゃね~ぞ。
すごい恥ずかしいです。
ま、翌朝除染直行だからっつって作業服で来なかっただけ救いだな。

で、ひとっ風呂浴びて宴会へ。
飲んでテンション上げてくで~。
堅苦しい挨拶、酌合戦、ノッポとハゲの小芝居、ハゲジジイの弾き語りときて、次はオレやな。

ふああああああ~。

ねえ。
ねえ。
カラオケにねえ。
PJはおろか、怪盗少女もねえ。
そんなまさか。
ど~なってんだDAM。
もちろん無印とZ双方で探したで。
んでもねえ。

すかさず「サラバ、愛しき悲しみたちよ」in。
「泣いてもいいんだよ」と迷ったが。

行ったれ~。

…。

…。

ハアハアハアハア。
ま、なんとかなったんじゃなかろ~か。
ギターソロはトチッたが、最後の速いトコはイケたしな。
つうか暴れすぎて、息上がって途中ボーカル死ぬかと思った(←どんなギターや)。
周りもももクロファンが大勢いてくれたおかげでなんとか盛り上がった。

あ、しまった。
最後…、

ギターブッ壊すの忘れてた。
(↑壊すんかいっ)


暗いけど我が愛機。
{52FFAA22-5AD1-4062-85FE-1433751A04E5:01}
(↑いや壊そうとしてたがな)

ついでに最近のお気に入り。


1.Overture~ピンキージョーンズ~ワニとシャンプー

2.サラバ、愛しき悲しみたちよ~泣いてもいいんだよ

3.MOON PRIDE~猛烈宇宙交響曲第七楽章「無限の愛」

4.黒い週末~ココ☆ナツ

5.いくぜっ!怪盗少女~Chai Maxx

6.灰とダイヤモンド