トレーナーとスタジオ経営者 学びからアウトプットの違い
こんばんわ
今日で2月も半分ですね
トレーナーとして、日頃の学びやセミナーへの参加で得た知識や技術をどの様に活用するか?
基本的には、一度クリティカルシンキングを行い、「本当にそれってそうなん?」ということを、自分なりに調べたり検証をすると共に、自分自身の身体で試してみたりし、安全に効果を感じる事ができ、論理的に説明をすることが出来るとなれば、必要なお客様に提供をしていく形となります
こうした基本的な過程は、いちトレーナーであっても、スタジオ経営者であっても同じかと思います
しかし、スタジオ経営者として専門知識や技術を学び、実際にサービス提供をする際には何が変わるのか?というと、上記にプラスして、自分以外でも同じ様な効果を安全に出すことが出来るかどうか?といった「再現性」が先ずは重要になります
トレーナー歴10年のスタッフなら行えるけどとか、知識がこれくらいあれば効果は出せるけど、そうでなければ効果を感じにくい。となると、スタジオとしての提供サービスにバラツキが出てしまうので、導入が難しかったりします
また、その新たな知識や技術を取り入れたサービス提供を開始するとなると、「育成コスト」がどれくらいかかるのか?といった点も重要ですよね
弊社も毎週月曜日に様々な研修を行っていますが、時間はいくらあっても足りないくらいです
自分以外でも同じ様に安全に効果は出せるけれど、お客様にちゃんと説明出来る様になる為には、50時間くらい新たに研修を掛けなければ難しいとなると、なかなかスグに導入をすることは難しいかもしれません
それ以外にも、自社のスタジオコンセプトと合っているのか?ロイヤルカスタマーとの一貫性があるのか?といった観点なども重要ですよね
例えば、「運動が苦手な人が通い始めやすいスタジオを創ろう!」と思ってスタジオを開業したけど、3年経って、筋トレを本格的に学んでみたら、「筋トレ最高!」みたいになって、パワーラックを3台導入し、周りにはダンベルやバーベルをズラッと並べてみました・・・・・みたいになると、当初のコンセプトやロイヤルカスタマーのお客様が求めている価値とは大きくズレてしまうことが考えられます
我々トレーナーやインストラクターなどの運動指導者は、医療従事者に比べて、幅広い専門的な知識を横断的に繋げて活用を出来るということが、1つの強みかと思いますが、一般的に専門知識や技術のレベルが高くなればなるほど、幅広がれば拡がるほど、育成には様々なコストが掛かりますので、このさじ加減が難しい所ですよね
部分最適を創るのではなく、どうやって全体を最適化していくかが腕の見せ所ですね
としお
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