見えない世界へ行ってみた@ダイアログ・イン・ザ・ダーク | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

■てしまクリニック 2月の診療について

◇土曜 医師一名診療日
●2/10(土)午前

手島院長一名での診療のため、混雑が予想されます。

 

◇休診案内

●2/20(火) 午前 院長休診

        午後 クリニック休診       


手島院長は休診し、非常勤医師(形成外科医)による診療となります。

自費診療の診察、ご相談は承れません。

午後はクリニックを休診いたします。

 

ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ

 

数日前。


Facebookのタイムラインに流れてきた広告に目が止まりました。


『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』



暗闇の中を探検し、視覚以外の感覚を駆使してコミュニケーションを楽しむエンターテイメント。案内人は視覚障害者。


以前、友人が参加した感想をFacebookでシェアしたのを見て興味を持ったことを思い出し、2/3土曜午後の自分の予定を見たらちょうど空白。


何かの役に立つかどうかは関係なく、好奇心の赴くまま、サイトでポチッと予約ボタンを押してみました。


クリスマスからバレンタインのシーズンにかけて開催されている今のテーマは『LOVE』


初対面のオトナ5人がLOVEで対話。


……ハードル高くね??滝汗


という心の声は横に置いてたぶん最年長の50歳女子、若者に混じって体験して参りました。


内容の詳細は、体験してのお楽しみのほうが良いと思うので割愛しますが、面白かったのが

『視覚に頼りたい自分』が徐々に薄まっていく感覚。


本当に真っ暗なので、全然、何にも見えません。

なのに、一生懸命目を開いて何かを見ようとしてしまう自分。

で、見えなくてかえって疲れる。


しかし、慣れない手つきで使う白杖、参加者同士の声かけ、手に触れるものの質感や温度、聞こえてくる音などを頼りに動き、コミュニケーションをとるうちに、自然と目をつむっている自分に気づきました。


たぶん、その環境ではそちらのほうがより心地よかったのだろうと思います。


真っ暗闇で何も見えない中、ハート型の紙とペンを手渡され

『あなたにとってLOVEとは?』

というお題で、その紙に考えたことを綴る場面もありました。


明るいところに出て見てみると、あらびっくりポーン



文字が重なって全然読めない笑い泣き


書いているときは

見えないなりにかなりいい線いってるでしょ

くらいに思っていたのに(それでいい気になって2行も書いた笑)。


なんだか「ちゃんとしているつもりの自分」を外から眺めたらこんな感じなのかもなと思ったりもして、くちゃくちゃの文字を見ながら笑ってしまいました。


通常は、友達同士などで連れ立って参加することもできますが、私が参加したのは「ソロ参加限定会」


そんなところに参加しようという時点で性格のふるいはかけられていたのかもしれません。

参加者の皆さん、非常にコミュニケーションを取りにいくこと、受け止めることに長けており、ことばのキャッチボールはスムーズでした。


これ、むしろ学校とか職場とか「その気ないけど場を設けられたから」で参加する人がいると、また全然雰囲気違うのでしょうね。

それはそれで興味深いなと。


うまく言えないのですが、今回の場を『勉強になった』と表現することに、何となく違和感があります。どちらかというと、その世界を覗かせてもらった感覚。


ヨシタケシンスケさんの絵本『みえるとかみえないとか』を読んだときのそれと、似た感じでした。




「聴こえない」を体験する『ダイアログ・イン・サイレンス』もあるので、そちらにも参加してみようかなと考え中ですニコニコ



#ダイアログインザダーク

#ソロ活