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文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

■てしまクリニック 5月の診療について

◇院長勤務時間変更
●5/18(土) 手島院長診療時間 11:30まで

都合により手島院長の診療は11:30で終了いたします。
11:30以降は非常勤医師(形成外科医)1名での診療となります。

◇土曜 医師1名診療日
●5/25(土)午前

手島院長1名での診療のため、混雑が予想されます。

◇院長休診
●5/27(月) 午前

都合により手島院長は休診し、非常勤医師(形成外科医)の診療となります。
午後は通常通り手島院長が診療いたします。

ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ




連休中、近所の甘味処で食べたランチ♪


あっという間にGW最終日。

今年のGW後半は、お天気に恵まれましたね晴れ

 

そうすると、皮膚科的には少々心配なことが...

 

皆さん

 

初日焼け、大丈夫ですか??

 

正直なところ、日焼けを気にする勢の人々については、私もあまり心配していません。

気を付けるかたは一年間通して紫外線対策をするのが習慣付いていらっしゃいますから、

GWで外出が増えるならばそれなりの対策をされるはず。

 

心配なのは「日焼けとかあんまり気にしない属性」のかたです。

 

こういうタイプの皆様は、基本的に日焼け対策をする習慣をお持ちでない笑い泣き

 

したがって7月8月ともなれば、お肌のほうも春先からの紫外線増加に晒され、良くも悪くも日焼けが進んでいるはずなので

肌の中で増えたメラニン色素が紫外線から肌を守る役割を果たしてくれます。

シミやくすみの原因として忌み嫌われがちなメラニン色素ですが、それも大事な存在理由なのですね。

 

しかしながら、GWのこの時期は、まだそこまで日焼けの蓄積はされていないかたがほとんどです。

そこに、行楽などで長時間外出し、かつ、その日のお天気が上々だったりすると......

 

『その年一発目の日焼けでヒドイ炎症をおこしてしまい受診する患者さん』という、GW明け皮膚科風物詩になってしまわれがち。

 

ひょっとすると、このブログを読んでいらっしゃるまさに今、困っている方もおいでかもしれません。

 

『真っ赤になってヒリヒリと痛い日焼け』は、言わば紫外線で肌がヤケドした状態。

したがって対処法も、やけどの応急処置に準じることになります。

 

まずはシャワーなどで肌を清潔にして(消毒は不要)

冷やすこと。

安全なのは濡れタオルや氷のうなど、冷たくなり過ぎないもの。

保冷剤は種類によっては冷えすぎ注意なので、薄いタオルなどでくるんで使いましょう。

 

次いでおススメなのが、患部をワセリンなどの軟膏で保湿してあげること。

日焼けを起こした肌は、角質のバリア機能が低下して、水分がどんどん失われてしまいます。

 

ワセリンは油の膜で肌の表面を守り、香料や保存料も無添加なので、日焼けでダメージを受けた肌にも安心して使用することが出来るスグレモノ。おうちに1本あると安心。

 

 

大容量をご希望ならこちらを下矢印

 

 

ただし、炎症が強いと冷却&保湿のタッグでも太刀打ちできないことはありアセアセ

 

そういう時は強力な抗炎症作用を有するステロイド含有の軟膏を使ったほうがヒリヒリ感は楽になります。

 

 

 

もっとも、これらの第2種医薬品のステロイド剤は高価ですし、これ1本で収まらないような広範囲のひどい日焼けで手に余る場合は、お近くの皮膚科を受診されたほうが良いかと思われます。

 

当院も、明日から診療再開。

今日の東京は少し曇り空、昨日までよりは日焼けの民が増えにくいかなと期待しつつ。

 

私は、残り短い連休最終日を読書しながら過ごします。インドア派なので日焼け知らずです泣き笑い

 



しかしこの本が面白すぎて寝不足になる予感しかない…もっと早く読み始めればよかった…滝汗滝汗滝汗