生徒さんや 知り合いの方が数人参加している 都民響の演奏会に行ってきました。
クラッシックに詳しくない私も 言葉だけは聞いたことのある「春の祭典」。
春ののどかな感じとは程遠い、演奏している方や指揮者はさぞかし大変だろうな。
不定調和や 妙なタイミング。おどろおどろしい雰囲気。
なんつったって第2部のテーマは「生贄」ですからね。
第1部の「大地礼賛」も迫力。
聞きながら『いつもは心が広く懐も深いけど、怒らせたら最後』みたいな人を想像してしまいました。大地とか神様とかって、そうかも。(怒らせたくないです・・・)
明るい春の裏側の暗さ(いんや、こっちが表かもしれないけど)を 音で感じたままの状態で
演奏会後、肌寒い上野公園をそぞろ歩く。
まだほとんど咲いていない桜の下で 小宴会。
日が高いうちは暖かいけど、傾くと一気に肌寒く。寒かろうねぇ。。でもあえて陽気にという
この温度差。
芽吹き、新しい生命の誕生。その裏にはきちんと 死があること。
表と裏。陰と陽。
そんなことを 演奏どおり実に「激しく」感じた 太陽の一年のはじまりでした。