こんばんは。泉水広美（pino）です。
世界が ひっくりかえりましたね。
世界が 変わりました。というか変わっている正にその最中にいます。
このほぼ更新しない、してもヨーガの話ばかりのブログを読んでくださってる方は
ヨーガの先生としての側面しか ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが 今日のお話はヨーガのお話だけありません。
ヨーギーとしてのソムリエpinoのお話しです。
（ウサギの画像は 関係ないです）
私の生活も 御多分にもれず 大いにひっくり返りました。
それこそ今まで２０年近く 昼夜正反対の生活をしていた私が
望んでいた朝方の生活が訪れました。
さらに一昨年くらいから考えていた
お弁当屋さんやりたいなー。
地域のお年寄りの方に栄養のあるお料理を売る場所を作りたいなー。
地域の農家の皆さんの野菜とか売る 売店とかやりたいなー。
という望みが・・・全部叶いました。
でも こうじゃなかった。こんな状況下での望みではなかったよ。
もっともっと具体的に望まなかったからなー。
神様は 願いを叶えてくれたんだけどね、こういった場面ではなかったんだよな。
とはいえ こうなってしまったからには
自身の命を守りつつ みんなの命を奪わないように。
生活も守りたい。
お客様の笑顔も守りたい。
せっかく叶った望みを最大限に生かしたい。
何よりも
２０年近く携わってきた このお店を守りたい。
だから 必死に１か月と少し 頭も心も体も 大いに使って
私の得てきた力を総動員して
毎日過ごしています。
ヨーガの先生でもありますが私はソムリエです
ソムリエは”ただワインが詳しい人”ではありません。
”プロのサービスマン”です。
お店の看板であるお料理を いかに伝えられるか
お店にいらっしゃってくれるお客様が いかに楽しく過ごせるか
そこに エッセンスとしてお酒が必要であるならば
私の知識を駆使してゆくのが仕事の一つ。
そしてもう一つの大切な仕事が お店に利益を与えることです。
ですから 私はこの難事に立ち向かうために
そこを忘れないように 常に意識しています。
”意識する方向に 人間は向いてゆく”
それを教えてくれたのは ヨーガの教えです。まさに実践です。
ソムリエナイフとソムリエバッチを置き
その代わりに 油性のマジックでポップを書き
水に強いエプロンを着けて仕込みを手伝い
ブログという飛び道具を使い集客を促すも
お客様に危険がなるべく及ばないようにと考えると 来店してほしくない。
（いつでもお店に来てねー！って 言えないのがつらいです）
お店を存続させるために 何をしたらいいのか 何ができるのか
毎日BOSSと悩み スタッフと話し合い
あっという間に １か月たってしまいました。
ずっと何もせず休業していたら 人気店でも体力が持たないでしょう。
１か月？２か月？３か月この状態が続いたら どうする？
緊急事態宣言が解除されたからって
じゃあ 今まで通りの営業をすぐに再開して 命の保証はできる？
不安材料が満載です。
１日だけ。。そう１日だけ本当に
不安で不安で 悲しくて動悸がして どうしようもない日がありました。
ちょうど 女子的なバイオリズムと重なった頃だからだなって
頭では分かっていたけれど 心がついてゆかなかった
だけでなく 涙は出るわ 脈は速くなるわ 体は震えるわ
『こりゃやばいとこまで 来ちゃったかな？』と思ったけど
客観視できるなら まだ大丈夫か
どこかで 私は 絶対的に自分を信じています。
ヨーガでいう”シュラッダー（＝信じる という言葉では弱いくらいの 強烈な信じる力）”
そこが弱かった私はかつて”シュラッダー”の練習を１年近く実践していた。
だからという訳ではないけど、その効果は大きいな。
ヨーガの効果は らせん状なので 行ったり来たりだけど
前に増して その力は強くなってると実感してます。
今日、お店の店休日でしたけど
お店にいって 各種申請に必要な書類などの準備をしつつ
一時期好きで毎日聞いてた ”KIRINJI”を聞いていました。
切ない感じで ちょっと複雑な メロディラインが
今の私の中と なんとなくリンクしちゃって しみじみしちゃった。
《祈りをカラスが引き裂いて
流れ弾の雨が降り注ごうとも
この町の空の下あなたがいるかぎり
僕は逃げない》
そうだ。
すごくいいこともあった。
お店の投稿を見て 高校時代の友人が お夕飯を買いに来てくれた！
ありがとう 吉田君！（と名前を出してもいいだろう。一般的な名前だし。ある筋では有名だし（笑））
なんとか生きてゆきましょうね。
皆さんも どうかどうか 。
どうか。。ご無事で。
私は元気です！