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2023年にやりたいことを100個書く。
死ぬまでにやりたいこと100個書く。
半年の間にやりたいことを20個書く。
など
<やりたいことを書く>関連の話は
よく聞きます。
 

やりたいことを100個書くことも大事ですが
やりたいことばかり追いかけると
何がしたいのかわからない…
なんてことがあるのではないか?
と、自分でやっていて思ったので
んじゃ逆に
「やりたくないこと100個書けばいんじゃね?」と
思ったので、そのことについて述べたいと思います。
前置き長っ。


やりたいこと100個については
私も昨年末に書きました。
ここ数年は、毎年書いていると思います。
半分くらいはその通りになって
残り半分を翌年に持ち越しって感じかな?


年末に書いてから1か月くらい経った2023年1月末
大雪の金沢で足止めされたときに
読んだノート術の本を手本に
改めて書いてみました。


金沢でやりたいこと100を書いたその直後、
友人が亡くなったのですが
その人との関係について書いたことも割と多くて
その人と
「2023年は〇〇やろうよ」といっていたことや
「春から〇〇したいよね」といっていたことも多かったので
ちょっと泣けた。


ですが、泣いてばかりもいられないのです。


私は生きているので。
生きているからできることがたくさんあるので。
「人間、いつ亡くなってもおかしくないんだな」と
目の当たりにしたので。


念頭に書いた「やりたいこと100」のうち
すでに何個か達成したこともあります。
なんかスゲーじゃん。
と思うところもあるのですが
「あれ? なんか納得いかないかも」と
思うところもあったりして
このモヤモヤはなんなのかな? と思いました。
なんじゃこりゃ? と。


それでうーん、うーんとうなって考えたところ
「やりたいことのはずなのに
これをやらなきゃダメだ! と追いかけられてる感」に
モヤっていたのではないか? と気づいたのです。

やりたくないことでも、やらなきゃいけないことは
たくさんあります。

たとえば。
働くことに納得しているわけではないけれど
働かないと生活できない。とか。

でも、この「やりたくないこと」をもう少しだけ
深く掘っていくと
思ってもいない理由が出てきたりします。

「掘り下げるのはこの辺でいいでしょ?」と思ったら
そこからもう少しだけ掘ってみると
今まで見えなかったものが見えることがある。


私の友人の個人事業主は、
対面での営業が必要でした。
※職種がちょっと特殊なものだったので、
営業方法も少し特殊なのかな? と私は感じました。


その友人が
「仕事は嫌いじゃないけれど、なんか違う気がする。
一回、この仕事を辞めて新しいことしようかな?」
といっていたのですが
よく話を聞いてみると、確かに仕事は嫌いじゃない。
んじゃ、なにに納得がいっていないかというと
「営業をしたくない」というところにいきつきました。


今している仕事は嫌いじゃない。
でも営業はしたくない。
仕事の方向性が二股に分かれていて
そこに納得いっていないと分かったので
「じゃ、営業をしない方向で仕事ができないか?」
その部分を分解して考えたら
<営業しなくても仕事が廻る仕組み作り>が必要。


その仕組みを作ったところ、
営業せず仕事を取ってくる仕組み作りに成功したので
友人は、今も楽しく働いています。
※詳しい話をすると人物が特定される可能性があるので
詳細が書けずすみません。


仕組みを作る際、
やりたいことを書き出す前に
「やりたくないこと」を書き出すところから始めました。


やりたくないことがわかってから
やりたいことを書き出すと
「自分の中にある矛盾がドンドンなくなって来た」と友人談。


やりたいことリストを書き出す前に
やりたくないリストを書き出すと
本当に自分がやりたいことにたどり着く時間が
早くなると思います。


あなたにとって
「やりたくないこと」は何ですか?