今年か去年からか、時々見ていた夢があります。
それは、「何かに間に合わなくなりそうで、急いでいる」夢。
ある時は夜行列車だったり、仕事だったり。

いつもは、「間に合わない~!」と思いながら、夜行列車の乗り継ぎが何とかうまくいったり、
「仕事遅れた!」と思って起きるとまだ時間があったり。

シチュエーションは違っても、何とかギリギリ間に合っていました。

色んなところから、アセンションだったり、「現状にしがみつく人と変化していく人」についての情報を目にして、

自分の中で、
今のままでは大きな変化に乗り遅れてしまうのではないか?
皆が次の次元?軽やかな世界を選択している、自分もそこに行かないと!
みたいな焦り・不安があるな、と思っていました。

事実、焦りや不安は時々感じていました。
どんどん自分の好きなこと、ワクワクすることを手にしている人達のブログを見て、
「こうならないと」「こういう人が、地球に何かあった時に助かるんじゃないか」と。

振り返ると、何だか死への恐怖と勝手にくっつけてる部分もありますね(^_^;)

そんな感じで、時折間に合わない夢を見ていたら…

先日、夢の中で、ついに間に合わなくなりました。
その時は、夢の中で、起きているけど
行こうと思っても仕事に行けず、
「職場に遅れるって連絡しなきゃ」と思いながらも、自分はグズグズして電話できずに始業時間が過ぎてしまいました。


起きた後、『今日は、ついに間に合わなかった』ということに軽くショックを受けました。

でももっとショックなことがありました。
それは、夢の中で自分が『間に合わない』と悟った後にとっていた行動でした。

私は、間に合わなかったことで、母親をものすごく責めていたのです。
「何で教えてくれなかったの!?」
「何で~~してくれなかったの?」とまるで駄々をこねるように、言い続けていました。

間に合わなかったことより、母を責めている自分に
「私って、本当に依存的なんだな」
「まだ母に、こんなにも心理的に頼っている」ということに、悲しく、ショックが強かった。

母は、苦笑いでなく、本当に困った表情で私を見ていました。

もし本当に何かのタイミングがあって、それに乗り遅れたのだとしても、
まだそれは自分の中に見ないといけないものがあるってことだし、
自分からは逃げられないから、遅くなろうとなんだろうと自分としっかり向き合って、
今の自分と最後まで一緒に行こう、と
今は思うようになりました。
乗れるならちゃんと乗りたいけれど(^_^;)

でも母を責めることは、もう終わりにしたい。
母は本当に惜しみなく与えてくれる人で、大病をしても、家族のために頑張り過ぎてしまうような人です。

自分自身で決断することを、
自信の無さや安全を求める気持ちから、母や父の意見に頼っている部分もあると気づきました。

何でも一人でやる!という訳ではないけれど、

自分でとった行動から生じた結果は、自分が受け取る。

誰のせいではない。

これは、実感しないといけない。
と感じました。

今まで何とか間に合っていた夢でも、
当の自分は、焦って急いだりとかしていないくて(^_^;)
気持ちだけ「間に合わない~」と思ってるけど、走ったり、急いだ動きはしていなかった。
周りのタイミングでギリギリ救われていました。

間に合わなかった夢は、
「乗りたいなら、走らなきゃ」
「自分でそれを選択しなきゃ」ということを教えてくれたのかな。

きっと、自分の望むことを自らの意思で選ぶこと、
今まで自分のせいじゃないと思っていたことも自分が(無意識からか)選んだり望んだから起きていることに気づくようにと、
言われているのかなと思いました。