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「あり得ない行為」牛虐待動画で関係者謝罪 従業員が牛を蹴るなど 虐待行為従業員の解雇を検討 島根県大田市

島根県大田市の農場の従業員による牛を蹴る動画がSNSで拡散されたことを受けて、島根県が立ち入り調査を行った。6月14日、農場の会長が、虐待の事実を認め謝罪した。

 

 6月11日、SNS上で拡散された動画。帽子をかぶり長靴を履いた、従業員の男性が牛の顔や首付近を何度も蹴る様子が撮影されている。

 

 動画が撮影されたのは、島根県大田市にある大田原農場。農場のホームページには、西日本最大級の農場として、乳牛1300頭を飼い「大規模で高品質な生乳を生産」とつづられ、飼育している牛を指すのか「かわいい子供たち」と掲載されている。

 

 そんな高い企業理念の下、運営されている農場で撮影された牛への虐待動画。この騒動を受け、6月14日、農場の関係者が取材に応じた。

 

 大田原農場 灘尾正憲会長: 「今回当社の従業員があってはならない行為をしたということで、私含めてスタッフ全員がびっくりした。あり得ない行為で申し訳ない。どう見ても虐待行為」 

 

虐待の事実を認め謝罪。今後このような行為がないよう指導に努めるとした。農場によると牛を蹴るなどの行為をした男性従業員は、「ごめんなさい」と謝罪しているというが、あってはならないことだとして、男性従業員の解雇を検討しているという。

 

 この動画を巡っては、島根県や島根県警にも全国から問い合わせが殺到。島根県は6月12日、農場の立ち入り調査を実施し、事実確認などを確認しているという。

 

 島根県薬事衛生課 西浩幸課長: 「普通に行われるような行為ではないようには見えますので、適正でないという疑いはある」

 

 島根県では、調査の結果が出次第、適正な飼育をするよう指導するとしている。飼育する牛に対して、蹴るなどの暴行を加える目を疑う動画。大田警察署は、動物愛護法違反の疑いもあるとして、捜査を進めている。

 

 

~転載以上~

 

 

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★アニマルライツセンターさん