おはようございます。






今日のブログは


今朝

私の個人のFacebookに

友人限定でポストしたものです。

ブログに投稿するか

迷いましたが

今の私の思いです。





コメント欄は
閉じさせて頂いてます。








cherry

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昨日は運転免許証の更新に行った。


20歳で運転免許を取ってから
ありがたい事に
ずっと優良ドライバーで
ゴールドの免許証を貰っている。



穴の開けられた古い免許証と
新しい免許証の写真を比べ、


やっぱり5年分、
当たり前に歳をとったなと思う。




そして
なんの偶然なのか
5月生まれの
私の免許証の更新日を見ると


5年前も
今回も
歴史に残る大災害が起こった直後なのだ。





3.11以降の

この5年間で


何かを学び

何かを手放した。




3.11の時


真っ先に安否確認の連絡をくれた人と
連絡をとることは
この先もう2度と無い。



夫を亡くした時
側にいて支えてくれた人。




あの時
私が真っ先に連絡を取ろうとしたのは
彼ではなく
自分の家族だった。




大きな災害のショックは
価値観の根底も覆る。




損失感をごまかしながら


明るい気持ちを
取り戻そうと

馬鹿みたいにはしゃいだ。




そして
その大きな災害のショックが
薄れたような気がした頃

再び大きな災害がやって来たのだ。





3.11の時から
ずっと胸の中から
消したくても消えない恐怖




いつかは、必ず
自分たちの番がやってくる。と。 





自分たちだけが
抗えない大きな自然の力から
逃げられる保証なんて
1ミリもない。






今九州で起きてる事は
他人事なんかじゃない。





明日、起こるかもしれない
自分の未来の姿だ。





テレビの映像で毎日映される
被災者さん達は



明日も解らず
身体も心も疲弊している。




誰もが
初めての恐怖を
初めて経験している。






誰のせいにも出来ないのに

やりきれなくて


誰かに
フラストレーションをぶつけてしまう。



熊本県立大学の避難所閉鎖のニュースも


メディアが事実だけ伝えて

現実を伝えないから

こんな批判を受ける事になった。







公的な避難所ではないから
市の職員もいないし
支援物資も届かない中
学生達が
主導してボランティアをやっていた。


他県から熊本に単身で
大学に通っている若者達もいる。



家族もいない土地で
自分も被災者なのに

食事を配ったり
少ない水の供給に奮闘したり
必死に動いていた。




単身ボランティアしているのが
自分の娘や息子だったら?
自分の親や兄弟だったら?
自分の夫や妻だったら?

想像してみればいい。





自分の住んでいる家が
倒壊して火事場泥棒されたら?

想像してみればいい。



イベントの自粛に関しての

批判も擁護も

自分が被災者の立場になったら

どう感じるのか。

想像してみればいい。





少なくとも

今の私は


飲んで笑って

はしゃぐ気分には

なれそうにない。








Twitterで
可能な限りの
情報の拡散の協力をして


Yahoo、楽天 、docomoで
今すぐに出来る募金で
可能な限り募金をしたけれど



そんなの
ただの自己満足なだけな気がする。




何をすればいいのか
どうすればいいのか
わからないから
こんなにモヤモヤするんだ。








3.11の時

THE YELLOW MONKEYのJAMって曲を
何度も聴いていた。



僕は何を思えばいいんだろう

僕は何を言えばいいんだろう




今も聞き続けている。







5年後の

次回の免許更新の時

人生の終盤に足を突っ込んだ私は

誰と

どこに居るんだろう。




その時も

同じように

JAMを聴いてるんだろうか。