渋谷ヒカリエ内東急シアターオーブのオープンを記念して行われたコンサート。
S席3万オーバーっていうw私にはえらい値段でしたが、三大テノールのコンサートは死ぬまでに一度行きたいものだったので行ってまいりました。
東急シアターオーブはミュージカル向けの会場ってことで、どうも調べるとオペラとかオケを良く聞く方には評判があまりよくない様子。
私にはよくわからんかったですけど…(貧乏耳)
しかし、マイク使用は残念だったな。
カレーラスの生声がどこまで届くのか、聞いてみたかった。
オケは東京フィルハーモニー。
十年ぶりくらいのオケ!
チューニングだけで鳥肌立つー!
あの一人ひとりが大学や留学先で出来るほうの人たちなんだよなぁ・・・と思うと、ソロでCD出したりコンサートやったりはすごいことなんだなーと思った。
指揮はカレーラスの甥、デイヴィッド・ヒメネス。
共演したソプラノはグラディス・ロッシ。
このソプラノさん、歌を始めて一年でデビューしたらしい。すごい。
カレーラスが全部歌ってくれるのかと思いきや、結構ソプラノさんのソロがあって、クラシックコンサートに慣れてない私は少しがっかり。
しかししかししかし。
マイク越しでも、数曲でも、カレーラスはやっぱりすごかった。
情熱的で、抑圧的で。
何十人もいるオケに独りで負けないってすっごい。
まず声量が違うし、もうなんていうか、圧倒的。
今回はミュージカルソングだったけど、やっぱり本領のクラシックを聞きたいな、と思ったので、来年もまた行くと思います。
アンコールのカタリ・カタリは素敵でした。
他の声楽コンサートも行きたいですな。
私はソプラノだけど低音ヴォイスが好きなので、メゾとかアルトのコンサートに行きたいなー。
バルトリがすきなんだけど日本来てくれないかな・・・
あとパヴァロッティ聞きたかった。
チャーミングだよなーカレーラスもパヴァロッティも。
ボッチェリはキャリアのスタートが遅かったんだし、今回のロッシもそんなに早くないし。
そもそも声楽家は30代からが本番らしいので、ちょっと私もがんばってみようかと思います。
楽典さっぱりで音大受験諦めたけどー!!!
それから、クラシックってもっといろんな人が聞いていいものだと思う。
あれだけの人数が纏まって演奏するっていうのは、本当感動もんですよ。
それぞれの楽器が良く分からなくてもすごいことは分かるよ。
銀座のストリートでフルオケやったらどうなるのかな、とか妄想しながらの帰り道でした。
なんかもっとこう、いいものをもっと大事にしたいね。