昨夜寝ぼけながらブログ書いていたら消えてた!笑
先日の夕方、某国へ入国してラウンジ行って何気なくTV付けたらANAのニュース暴力事件に目が点びっくり


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日系便ですから日本でもニュースになっていた事でしょう。ANA客室乗務員さん、止めに入ってますね拍手
日系さんですので優しい!外資ではここまでの暴力沙汰だと即リストレイン(拘束)かもしれませんね。『please stop!』って恐らくpleaseなんて付ないでしょうねハッむやみに間に入ると周りの見えていない興奮した乗客はCAをも殴りそうですね。女性1人で間に入るのは危ないあせるこのビデオ撮っていたMr.Hourが止めに入ってくれて良かったですアセアセ


ちなみに機内での拘束とは、危険な乗客に手錠、足錠をかけることです。

客室乗務員またはキャプテンは以下の場合、拘束権限を持っています。

①飛行機に危害を加える可能性がある
②乗客に危害を加える可能性がある
③乗客が自身に危害を加える可能性がある
④客室乗務員またはキャプテンの指示に従わない

④はfinal warningの場合が多いですね。例えば注意してもタバコを吸うだとか、法律違反または大きな事件に発展しそうな場合ですとかね。

エアライン時代私も毎年セルフディフェンスの授業を受けていました。小指一本で大きな男性を倒す方法とかねガーン小さな力でも拘束は可能です。


さて、拘束された乗客はその後どうなるかご存知でしょうか?機内で一度手錠、足錠を掛けられた乗客は解放されるのか?


答えはNOですハッ

ただし、例外として解放される場合があります。

①飛行機が緊急着陸をする場合
②拘束された乗客が生死に関わる身体的状況に陥った場合

そう、この2つのみ…。

ご察しの通り、トイレに行きたくとも行けませんし、完全にシートに固定されます。そのフライトが何時間だとしても…。結末は想像してくださいガックリ

そして最後ドアが開けば必ず警察がお迎えしに来るのです。拘束された乗客がその後逮捕などの処置が取られるかどうかは、警察が捜査に入ります。もちろん拘束した場合は現場の人間(客室乗務員)は警察に協力しなければなりません。



私はCA人生で一度だけ拘束を実行した便に乗務した経験あります。想像してみてください…その便はニューヨーク便、14時間のフライトあせるいつかその詳しい状況と、対処法もブログに残せたらいいなと思います。

今回のここまでの暴力事件は珍しい部類でしょう。特に日系エアラインではこうした事件は少ないでしょうから…あせる

拘束で実は一番多いのが暴力よりもセクハラだとも聞きます。暗闇で変な行動を取る乗客って居るのねアセアセ怖。

ANAの止めに入った客室乗務員、ご苦労様でした拍手