執筆の合間ふと、もう桜は咲いているのかしらんと思い、夜の散歩がてら、近所の公園まで行ってきました。

桜はまあ咲き始めたかなくらいでしたが、ライティングされた道がとても綺麗。






アタスの携帯のカメラじゃこんなもんですけど、肉眼で見た光景にはなかなかグッとくるものがありました。

僕の歩くケモノ道にも、いつかこんな明かりが灯ればいいなと思っています。


昨夜の話をします。
いや、今日の明け方と言ってもいいかもしれません。

その日の作業を終えた僕は、一杯引っ掛けてから寝んべえと、近所のコンビニまでビールとおつまみを買いに出かけました。

で、その帰り道。

倒れてるんですね、道路で。
ベロンベロンに酔っぱらったオバチャンが。

僕は別に善人ではありませんけど、まだ夜は冷え込む季節だし、何より最近「誰かに見せるためじゃない優しさ」についてよく考えていたこともあって、いっちょ救出することにしました。
(「ここに書いてる時点でバリバリ人にアピールしとるやんけ!」というツッコミは、まあ僕の未熟さだと思ってご容赦ください)

腕が痛くて立てないというオバチャンを、腰から優しく抱えて起こしまして、何とかご自宅のマンションのエレベーターまで乗せまして、別れ際には「ひょっとして…アンタが王子様?」という謎の嬉しい言葉まで頂きまして。

そこから自分の家に帰って、こりゃあ清々しい気持ちで酒が飲めるぞと、買ってきたビールのプルトップを開けたら、ですよ。

ブッシャアアーーーー!!!

そう、オバチャンを家に送り届ける一連のドタバタですっかりビール缶がシェイクされてしまっていて、開けたとたんに部屋中、ビール浸しですよ。

もうね、その瞬間の俺は、神様なんていないと思ったね。
なんだけど。
それから、軽く泣きそうになりながら部屋を掃除しているうちに、段々と冷静になってきて。

ああ、これは、そういう神様のメッセージなのかもな、と。
何かする時、報われることを期待するんじゃないよ、っていう。

そう、情けは人の為ならず。
この経験を生かして、また一つ大人の階段を昇れたらいいなと思っています。


おまけ

そんなわけで、「昆虫戦士コンチュウジャー」の執筆をガシガシ進めているわけですが、今回内容がヒーローものということで、色んなヒーローの曲を聞きながら作業をしています。

で、名曲ばかりなんですけど、一押しはこれね。



「鳥人戦隊ジェットマン」の「こころはタマゴ」です。
心にしみます。