早いもので、六月ももうすぐ終わりですね。

紀伊國屋ホールを沸かせた(自分で言っちゃう)MMJプロデュース「昆虫戦士コンチュウジャー」から二週間。
お祭り気分も次第に落ち着き、僕はといえばすっかり元通り、このアーバンなケモノ道をワンダーしております。
今の時点でリリース出来る今後の活動もないですしね。

でも何だろう、別に創作をしている時がオンで、していない時がオフっていうことでもなくてね。
誤解を恐れず言えば、創作にも遊びの気持ちは多々あるわけでして、創作じゃないことをやっていても自己表現の瞬間は多々あるわけでして。
オンとオフの二元論じゃないっつーか、全ては地続きっちゅうか。
結局のところ、「人生」という名の作品を長い時間かけて作っている感覚というか(カッケー)、とにかく楽しく激しく生きていきたいなと思うばかりです。

とは言いつつ、まあ、脚本家・演出家なんて名乗っている以上、脚本書いてナンボ、演出してナンボっちゅう側面もあるわけでしてね。
日々牙を研ぎながら、早く皆様に何かしらリリース出来るように色々動きたいと思います。


よーし。
とりとめのない話、しちゃうぞ。
おじさん、とりとめのない話、しちゃうぞ。

まずは、最近読んだこの本。デデン。




ファイ。
「赤塚不二夫実験マンガ集」。
その名の通り、赤塚不二夫先生のマンガの中でも、とりわけ実験的な試みが強い作品ばかりが収録されている一冊です。

いやあ、これはすごかった。
まじですごかった。

マンガというジャンルにメタ的にアプローチする手法が中心なので、別のジャンルで使えるかっていうと難しいとは思うんですけどね。
それよりも、その気になれば読者のツボなんていくらでも突ける赤塚先生が、そのツボを飛び越えて、もはや誰も着いてこれないんじゃないかって境地まで爆走していくその姿が超絶カッコいいのです。

内容は是非ご自分の目で!というところなのですが、とりあえず僕は、「理屈っぽい奴をバカにするため、脳みそを出して納豆ご飯と入れ替える」ってやつが大好きだったです。


そして、そう。
サンリオのキャラクター大賞がいよいよ今週末発表ですね。
(どうだ、話が飛ぶだろ~)




サンリオにあまり興味ない人は、「愉快なイベントだね~」くらいに思うかもしれないけど。
いやいや、愉快じゃねえから。
超絶ガチだから。

とにかくもう、毎年すさまじい闘いなわけですよ。

特に去年は、シンガンクリムゾンズを中心としたSB69勢の大躍進によって、サンリオ史上最大のイデオロギー闘争が勃発しましてね。




これは熱かった。

僕、結果発表のユースト見てましたけど、例年であれば間違いなく上位に食い込んでいるキャラクターが続々ランクダウンしていって、会場はもう阿鼻叫喚でした。




5分30秒の「リトルツインスターズ発表」、5分55秒の「ハローキティ発表」、9分25秒の「マイメロディ発表」あたりが特にすごい雰囲気です。

あ、やべえ、この話すると止まらなくなっちゃうんだけど、2014年も熱かったです。
「グループごとの予選」というシステムが生まれた結果、KIRIMIちゃん、ぐでたまの超新星に阻まれたジュエルペットが、まさかの予選落ち。
そして決勝で、マイメロディがついにハローキティに勝利。



11分30秒くらいから注目!!


どうです、ガチでしょう。
このガチ感こそが、キャラクター大賞最大の魅力。
今年は一体、どうなるのか。個人的には、クロミ様のトップ10入りと、マイメロちゃんの王座奪還に期待したいと思います。



何の話がしたかったんだかよく分からなくなりましたが、そんな感じで、これからもモラルのケモノ道道中を、生暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。