今までの人生の中で、「どの季節が好きか」って聞かれると、いつもフニャラフニャラしてはっきりしたことが言えなかったのですが、さっき、秋の風を感じながら歩いててはっきり分かりました。私は秋が好きだ。

 

今年は、まだ寒い1月のOFFOFFシアターでの「くるみ割れない人間」から始まり、風姿花伝での「peach」に続き、春が過ぎて、あうるすぽっとでの「昆虫戦士コンチュウジャー」があって、夏が来て、スペースゼロでの「昆虫戦士コンチュウジャー2」をやって…と、とにかく九ヶ月間ここまで走り続けて来ました。今はちょっと落ち着いて、お芝居を見たり本を読んだり、お酒を飲んだり歌ったり踊ったりしながら、日々を過ごしています。

 

 

映画「KILLER TUNE RADIO」組の皆さんと、上映後にパシャリ。

監督の柴野さんをはじめ、魅力的で優しい人達ばかりでした。

 

あとはまあ最近、結構熱中してしまってることがあるんですが、というかオフの時間の半分くらいはそれに費やしてしまってるんですが、それに関しては、また追ってこのブログでしっかり纏めようと思っていますので、しばしお待ちくだされ。

久々に、数回に渡る大長編になりそうな予感です。

 

 

 

次のモラルの創作活動は、11/29~12/3の日程で上演される、FunIQという団体で脚本・演出をやらせてもらう作品です。(団体サイトはこちら

11月末から12月頭と言えば、ちょうど今始まったこの秋が終わって、冬を迎えるころでしょうか。

自分の冬の作品と言えば、思い出すのは「プラトニック・ギャグ」だったり、その翌年の「うぶ」だったり。

どちらも、冬真っ盛りのド年末に上演した作品でしたし、その時期じゃないと作れない作品だったと思います。それは、タイムリーさみたいな意味じゃなくて、自分の創作上のメンタリティ的な話で。

 

不思議なもので、冬だけは、作品が季節のメンタルに引っ張られます。

 

そして、今年のFunIQ。

冬真っ盛り、と、冬の始まり、では、またちょっと違った色になるんじゃないかなあ、みたいなことを思ったり。

 

 

 

なんだかね、年々、言葉が出なくなってきているような気がします。

勿論、語彙力が下がってるわけでもなくて、頭が悪くなっているわけでもなくて(と信じたい)、何て言うか、気持ちを表現する言葉がないというよりは、気持ちを言葉にしようという心意気?感度?そういうの自体が下がってしまっているんじゃねえか、みたいなね。

大好きなこの秋の中で、ゆっくりゆっくり作品を煮詰めて、自分とたくさん喋って、そして冬の始まりに、次の作品をぶつけたいと思っています。

 

そろそろ詳細が出ると思いますので、よろしければ気にかけてください。

そして、そんなFunIQが、qui-co.の小栗さんを脚本・演出に迎えての作品が間もなく上演されますので、皆で観に行きましょう。

 

ではでは、またまた。