遅ればせながら、犬と串「ピクチャー・オブ・レジスタンス」、全ステージ終演いたしました。

 

 

ご来場いただいた方々、関わってくださった方々、気にかけてくださった方々、本当にありがとうございました。

 

アンドロイドが普及した近未来を舞台にした、芸術についての物語。

今までの犬と串とは、またちょっと違った雰囲気の作品でした。

 

毎日、超満員の客席の皆様のパワーに後押しされながら、全員で最後まで走り切ることが出来ました。

作り手と受け手の両方の力によって、物語という「嘘」に血肉が通っていくさまを、幸せに感じていました。

アキラのこと、アンディのこと、ウミヒコのこと、ヤマヒコのこと、そして愛しい全ての登場人物のこと…千秋楽の前の夜は、色々と考えてしまって、なんだかあまり眠れませんでした。

勿論、今までの作品にもすごい愛着がありますが、今回はまた、ちょっと違うベクトルの愛着が生まれて、劇団を十年やって来てもまだまだ知らない感情があるんだなあ、と、自分が狭めて来た可能性について考えたりもしました。

 

今までの作品の雰囲気との違いに、戸惑われた方もいらっしゃるかもしれません。

自分自身、新しいこと故、未熟さを感じる部分は多々ありました。

それでも今回、僕にとって、この物語性を形にすることは、非常に意味のある挑戦でした。

今までの経験、そして今回の経験を武器に、破滅的な衝撃と物語のカタルシスの両立を目指して精進していきたいと思っていて、ですからどうか、今後とも気にかけていただけますと幸いなのでございます。

 

改めまして、本当にありがとうございました!!

 

そして今のモラルはといいますと、第二のホームである花まる学習会王子小劇場に復帰して、運営スタッフとしてバリバリ働いております。

そう、劇場ではまさに、「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」という、大規模な演劇祭の真っ盛りなのですね。

(演劇祭特設サイトはコチラ

 

基本毎日、どこかしらの会場にいるとは思いますので、ご来場の際は、是非見つけて、声をかけてやってください。

よかったら、夜はそのまま飲みになんていったりしちゃいましょう。

 

というわけで、今日も元気に行ってまいります。

飲みに行きましょうね、本当にね!(ただ飲みたいだけ…)