えー、大阪万博どうすればいいのか、それを書こうとしているのに、
毎日毎日、アホなニュースばかり、まったく解決に結びついていない。

 


これもそう。
確かに3Dプリンターによる建築は、今いろいろな試みが続けられている面白い技術ではあります。

しかしながら、現状、小規模かつ、法的な制限も受けるカタチで進んでいる状況であり、万博のパビリオンそのものを建設するところにまで至っていない。
万博のパビリオン内で、その技術的チャレンジをプレゼンすることはできるでしょう。

なぜなら、今現在の万博パビリオンの抱える問題は、資材の高騰や人手不足もありますが、その根本的問題は、やはり軟弱地盤による基礎工事問題。



そのときの支持地盤までの深度50メートルに及ぼうかという杭、その後の引き抜きという制限。
じゃあ、直接基礎で地下空間で浮力を得ようと考えた場合でも。夢洲は廃棄物や浚渫ヘドロの最終処分場であったことから地下水にPCBやダイオキシンなどの汚染物質等が流れ込んでいる可能性から、埋め立ての最後に載せた盛り土の厚みが沈み込んで3.5メートルほどしかないため、表土を2.5メートルしか掘らせない、という制限。

この二つが根本的大問題なんです。

つまり、大阪万博の問題というのは、これまで何度も繰り返したように、

 

1.リーダー不在。万博協会に専門家なく、プロデューサーは顔も見せない。

2.建設業界の人手不足、資材高騰による工事金額の青天井

3.2024年の働き方改革、5年猶予の建設業界でも残業規制が始まる
4.海外パビリオンに対する計画の説明不足。英語の日本の建築法令集もない。

5.搬出入の交通の便が悪すぎる。夢洲までの道路事情に渋滞が発生する。

6.施工環境が悪すぎる。周辺に食事する場所も買い物も泊まれる場所もない。

7.埋め立て地盤が軟弱過ぎる。まだ埋め立てたばっかりで沈下の恐れ

8.軟弱地盤への杭工事問題。支持地盤まで50mで会期後は引き抜けの指示。

9.軟弱地盤での掘削問題。直接基礎で浮力を得るほど深く掘れない指示。

10.最終処分場ゆえの汚染物質の地下水浸透問題。表土をめくれない。

 

といったあたりなんですよね。

1番から4番までは、日本中の他の建設現場でも同様のことが起きています。
だから、ここはホントに岸田首相の言うようにオールジャパンで解決するしかない。
 

万博の成功のためにどうすればいいか、さらには今後の日本の建設やインフラ整備においても同様のことが発生するという意味では、日本全体で考える問題です。
 

しかし、5番から10番までは、大阪万博だから発生している問題。
いや、大阪のせいではない。

はっきりいいますが、夢洲という立地の問題です。



つまり!大阪・関西万博まで600日を切ってはおりますが!

夢洲という立地を捨てれば!

夢洲じゃないところにすれば!

問題の半分以上は解決する!

なんとかなるかもしれない。

だから!夢洲はやめましょう。

他の場所を探しましょう、今からでも。

というわけで、大阪にどっかほかにいい場所ないんかなあ、
と地図を眺めてみたんです。


で、東京と大阪ってやはり日本の東と西の大都市っていう意味で、
肩を並べてる感じだから、
東京が東京湾に面しながら奥に向かって伸びてるように、

大阪も大阪湾に面しながら奥に向かって伸びる、向きは逆だけど、



違ってました。

長!

 

ながい!

顎が長い。


 

そうなんだ、大阪デカいんだ、思ってたよりっ、てわかったんです。

東京でいえば、東京湾から内房に向かって伸びてる。
千葉県の船橋からさらに木更津、富津を取り込んでいるような感じです。


そうなんかあ、大阪。
大阪ってほぼ都会と郊外みたいなとこしかないと思っていましたが、
北にも南にもだいぶ伸びていたんですね。


で、市町村とかで見ると、大阪市って狭い。

大阪市以外で8割もあるじゃん、という印象。


 

なんで、わざわざ圧倒的に不利な夢洲で万博開催なんかしようとしてんだ?
と疑問がむしろ湧いてきました。

で、大阪府の使えそうな土地を探してみたんです。

 


で、見つけたんです。

大阪・関西万博を開催するのにふさわしい場所。

今、万博の危機を解決しそうな場所。

それはですね、岬町です。

ずばり、岬公園です。



正確には岬公園跡地ですね!

つづく