グランドカバー | 森のいろ

森のいろ

色・こころ、時々うさぎ



これは

グランドカバーとして役立つ

ヒメイワダレソウという植物で、

訪れた先で咲いていたもの。


可憐な花。


私は

雑木林や薮が好きなので

新しい場所の庭は、

野草たちを活かそうと思っていて


旧森のいろから運んだ

ハツユキカズラと

ローズマリー以外は

自然のまま


鳥や虫たちが

50年以上かけて

運んでくれた種から育った

木や草と

庭づくりをしていきます。



冬に剪定してもらった

榎の木も夏には

木陰になってくれそうなくらい

新緑が眩しい。



谷川俊太郎さんの

「芝生」という詩

ご存知ですか。


そして私はいつか

どこかから来て

不意にこの芝生の上に立っていた

なすべきことはすべて

私の細胞が記憶していた

だから私は人間の形をし

幸せについて語りさえしたのだ



このうたを

福島申ニさんという

コラムニストが、


さまざまな読みをもたらす

優れた詩と評されていて


SFのようでもあり

生命神秘のオマージュでもあり

虚無感のかげりも感じられる、

またAI

表しているようにも、と。


チャットなんちゃらとか

そういう方へ

舵を切ろうとしているのは

誰だろう?


人間社会において

毎日これだけ

とち狂ったことが

起こっているにもかかわらず




この写真は

5月半ば、

リノベーションの様子。


ドロステ効果みたい

不思議な感覚がしたので

パシャリ。


建築は今だ

汗を流し話し合う

アナログの世界。


職人さん毎に

個性のある仕事。


ありがたく日々、

進んでいます。