これは
グランドカバーとして役立つ
ヒメイワダレソウという植物で、
訪れた先で咲いていたもの。
可憐な花。
私は
雑木林や薮が好きなので
新しい場所の庭は、
野草たちを活かそうと思っていて
旧森のいろから運んだ
ハツユキカズラと
ローズマリー以外は
自然のまま
鳥や虫たちが
50年以上かけて
運んでくれた種から育った
木や草と
庭づくりをしていきます。
冬に剪定してもらった
榎の木も夏には
木陰になってくれそうなくらい
新緑が眩しい。
…
谷川俊太郎さんの
「芝生」という詩
ご存知ですか。
そして私はいつか
どこかから来て
不意にこの芝生の上に立っていた
なすべきことはすべて
私の細胞が記憶していた
だから私は人間の形をし
幸せについて語りさえしたのだ
…
このうたを
福島申ニさんという
コラムニストが、
さまざまな読みをもたらす
優れた詩と評されていて
SFのようでもあり
生命神秘のオマージュでもあり
虚無感のかげりも感じられる、
またAIを
表しているようにも、と。
…チャットなんちゃらとか
そういう方へ
舵を切ろうとしているのは
誰だろう?
人間社会において
毎日これだけ
とち狂ったことが
起こっているにもかかわらず…
…
この写真は
5月半ば、リノベーションの様子。
ドロステ効果みたい
不思議な感覚がしたので
パシャリ。
建築は今だ
汗を流し話し合う
アナログの世界。
職人さん毎に
個性のある仕事。
ありがたく日々、
進んでいます。